愛媛FC応援ブログ
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2011.01.17,Mon
先日、持留選手についてのエントリーで
もっと肉を食え!
と提案させていただきましたが、今月の雑誌ナンバーでも同様のことが書かれています。特にイチロー選手の肉食の話はまさに私が考えていたとおりで目からうろこでした。
「栄養士をつけるべき」とか「寮を整備して食事を管理すべき」というのが確かに理想なのですが、スポーツ栄養学の知識ってそんなに難しく考える必要は無いんじゃないかな、と個人的に思いました。
食事も仕事。
その意識が重要なようです。
特に若い選手は是非、ご一読を。
もっと肉を食え!
と提案させていただきましたが、今月の雑誌ナンバーでも同様のことが書かれています。特にイチロー選手の肉食の話はまさに私が考えていたとおりで目からうろこでした。
「栄養士をつけるべき」とか「寮を整備して食事を管理すべき」というのが確かに理想なのですが、スポーツ栄養学の知識ってそんなに難しく考える必要は無いんじゃないかな、と個人的に思いました。
食事も仕事。
その意識が重要なようです。
特に若い選手は是非、ご一読を。
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Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2011.01.14,Fri
本日、新体制が発表されました。
アライール選手の去就や今後の補強選手、しまなみからの昇格などまだまだ100%確定というわけでは無さそうですが、ひとまず新しい選手6人のお披露目がされました。
ひとまず第一印象で選んだ私の注目選手トップ3!
3位 齋藤選手
昨今、J2でもブロックを作って守るチームが多く、ドリブラーの重要性が見直されてきました。
最近の愛媛FCにはいそうでいなかったFWだけに期待が持てます。
2位 小笠原選手
夏に見たときは髪の毛がぼさぼさだったのでもっさりとした感じだったのですが、すっきり散髪すると、雰囲気が松井大輔選手っぽいですね。
1位 前野選手
私がユースに興味を持つきっかけになったとも言える選手。
さすがに新入団選手とは思えない風格がありますね。
7番が似合うんだろうなあ・・・。
でもどうせなら三上選手の前で2人をコンビで見てみたいものです。
とりあえずここまでの補強を採点してみると70点ってところでしょうか。
アライール選手が退団ならば-10点ですが・・・。
あとのマイナスはやはりボランチがコマ不足という点とフィジコがいない、という点。
この辺をキャンプまでに期待したいものです。
練習、見たいなー。
アライール選手の去就や今後の補強選手、しまなみからの昇格などまだまだ100%確定というわけでは無さそうですが、ひとまず新しい選手6人のお披露目がされました。
ひとまず第一印象で選んだ私の注目選手トップ3!
3位 齋藤選手
昨今、J2でもブロックを作って守るチームが多く、ドリブラーの重要性が見直されてきました。
最近の愛媛FCにはいそうでいなかったFWだけに期待が持てます。
2位 小笠原選手
夏に見たときは髪の毛がぼさぼさだったのでもっさりとした感じだったのですが、すっきり散髪すると、雰囲気が松井大輔選手っぽいですね。
1位 前野選手
私がユースに興味を持つきっかけになったとも言える選手。
さすがに新入団選手とは思えない風格がありますね。
7番が似合うんだろうなあ・・・。
でもどうせなら三上選手の前で2人をコンビで見てみたいものです。
とりあえずここまでの補強を採点してみると70点ってところでしょうか。
アライール選手が退団ならば-10点ですが・・・。
あとのマイナスはやはりボランチがコマ不足という点とフィジコがいない、という点。
この辺をキャンプまでに期待したいものです。
練習、見たいなー。
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2010.12.28,Tue
私の中で最初に見た年からずーっと期待をした選手です。
持留選手についての最初の印象は姿勢が素晴らしいな、という点でした。
私は趣味で選手の写真を撮るのですが、持留選手は背筋がピンと立っているので写真にハズレがない。
どんなタイミングでシャッターを切っても絵になるんです。
姿勢が良い、ということはそれだけ軸がぶれないということで自然と視野も広くなります。
「これはすごい原石がやってきたぞ」
私の中でガンバユースの元10番、というブランドイメージとともに期待が大きく膨らみました。
そして試合。私の期待通りの大活躍!
何よりもそのサッカーセンスのすごさに感嘆しました。
ドリブルで仕掛けてもうまく、パスの精度も高い。
そしてゴール前に詰めるタイミングも素晴らしい。
またFKも天下一品でどんどんゴールを量産していきました。
正直、3年以内には愛媛のエースになるだろう、と思っていました。
しかし、その大活躍は実際はサテやTMでの話限定で・・・。
サッカーに関する才能にあれだけ恵まれたにも関わらず、なぜか公式戦になると、どうにもパッとしない。
何が足りないんだろう?
3年ぐらいいろいろ考えました。
入団当初、課題とされた守備も体が大きくなるにつれて「強さ」を感じさせるようになり、鹿児島キャンプで行われた磐田との試合でも某日本代表SBをショルダーチャージ一発で軽く吹っ飛ばしたりもしてました。
どのポジションで何をやらせても一級品でしまなみ時代にはFWまでこなしていました。
私は今まで愛媛で見た選手の中で「サッカーセンス」という項目で間違いなくトップ3に入る選手だと今でも思っています。
トップの公式戦になると活躍できないのか?
やはりメンタルに関する弱さしか思い浮かびません。
バルバリッチ監督の言うところの「血」を感じないんです。
「血」とは?
オシム氏は「殺し屋の本能」と表現していましたが、おそらく同じ意味でしょう。
サッカー選手は試合になると相手を殺してやる、という殺気を内に秘めてピッチに立ちます。
この「殺してやる」というのはおおげさでもなんでもなく、本気でそう思いながら試合に臨みます。
サッカーの本質ってやはり戦いであり、狩りがその原点であると思います。
明日生きるために相手を殺してその肉を食らう。
これは人間が生まれながらに持っている本能で農耕民族と言われる日本人でも必ず持っていると思います。
しかし、私たちは「相手を殺すこと」というのが「やっちゃいけないこと」ととして長い間、教え込まれてきました。
こういう殺意をいわば解放することができなくなってしまったのです。
殺意を生じさせるのに必要な「怒り」という感情はネガティブなものとして自然と抑えてしまうようになってしまいました。
「怒り」ってあまり良いイメージが無いのですが、サッカー選手にとっては私は必要な感情だと思います。
世界的な名選手も日本代表の選手達を見ても「血」を感じさせる選手はたいてい怒りっぽいです。
ルーニーもマラドーナもストイコビッチもジーコもトゥーリオもみんな怒りやすい性格です。
普段、あれだけ温厚で物静かな関根選手でもピッチでは相手に対して怒りをあらわにすることも多くなってきました。
しかし私は持留選手が怒った、というのを見たことがありません。
それどころか試合中に大声を張り上げた場面もほとんど見たことがありません。
パスが来なければ「パスをよこせ!」と怒鳴るのがサッカー選手なわけです。
そういった怒りを表現する、資質が持留選手に足りなかった部分だと思います。
と、おそらくここまでは持留選手も分かっているでしょう。
問題はどうやったらこういう「血が足りない」というメンタル面の問題を克服できるのか?という点なのです。
なぜおそらく本人も理解しているこの問題を愛媛で解決できなかったのか?
持留選手は「自分」というものが若くして既に出来上がった選手です。
良く言えばブレが無く、自分というものを信頼しているので、何ものにも影響されません。
しかし反面、あまりに頑固なので自分を変える、ということが苦手に思えます。
以前は「結婚して所帯を持てば変わるんじゃないだろうか?」と思ったのですが、多分それぐらいのことでは変わらないでしょう。
で、結局こういうメンタルの弱さを解決するには・・・
肉を食う
ということにたどり着きました。
ベジタリアンの人々はそれ以外の人よりも温厚な性格である、というデータがあります。
つまり逆に言うと野菜中心の食生活をしている人より、肉を中心に食べている人のほうが、より怒りっぽい性格である、ということがいえるのです。
私は韓国の選手が日本人より激しいプレイスタイルを好む、というのは、肉を食べる量が違うからじゃないかな、と思います。
そういえば中田英寿氏の野菜嫌いは有名な話で、彼がヨーロッパで活躍できたのは肉中心の食生活だったからじゃないかな、とすら思います。
つまり草食系でなく肉食系になるためにはシンプルに肉を沢山食べれば良いのです。
持留選手。
どうかもっともっと肉を食べてください。
そしてその輝かしい才能を開花させてくれるよう願っています。
持留選手についての最初の印象は姿勢が素晴らしいな、という点でした。
私は趣味で選手の写真を撮るのですが、持留選手は背筋がピンと立っているので写真にハズレがない。
どんなタイミングでシャッターを切っても絵になるんです。
姿勢が良い、ということはそれだけ軸がぶれないということで自然と視野も広くなります。
「これはすごい原石がやってきたぞ」
私の中でガンバユースの元10番、というブランドイメージとともに期待が大きく膨らみました。
そして試合。私の期待通りの大活躍!
何よりもそのサッカーセンスのすごさに感嘆しました。
ドリブルで仕掛けてもうまく、パスの精度も高い。
そしてゴール前に詰めるタイミングも素晴らしい。
またFKも天下一品でどんどんゴールを量産していきました。
正直、3年以内には愛媛のエースになるだろう、と思っていました。
しかし、その大活躍は実際はサテやTMでの話限定で・・・。
サッカーに関する才能にあれだけ恵まれたにも関わらず、なぜか公式戦になると、どうにもパッとしない。
何が足りないんだろう?
3年ぐらいいろいろ考えました。
入団当初、課題とされた守備も体が大きくなるにつれて「強さ」を感じさせるようになり、鹿児島キャンプで行われた磐田との試合でも某日本代表SBをショルダーチャージ一発で軽く吹っ飛ばしたりもしてました。
どのポジションで何をやらせても一級品でしまなみ時代にはFWまでこなしていました。
私は今まで愛媛で見た選手の中で「サッカーセンス」という項目で間違いなくトップ3に入る選手だと今でも思っています。
トップの公式戦になると活躍できないのか?
やはりメンタルに関する弱さしか思い浮かびません。
バルバリッチ監督の言うところの「血」を感じないんです。
「血」とは?
オシム氏は「殺し屋の本能」と表現していましたが、おそらく同じ意味でしょう。
サッカー選手は試合になると相手を殺してやる、という殺気を内に秘めてピッチに立ちます。
この「殺してやる」というのはおおげさでもなんでもなく、本気でそう思いながら試合に臨みます。
サッカーの本質ってやはり戦いであり、狩りがその原点であると思います。
明日生きるために相手を殺してその肉を食らう。
これは人間が生まれながらに持っている本能で農耕民族と言われる日本人でも必ず持っていると思います。
しかし、私たちは「相手を殺すこと」というのが「やっちゃいけないこと」ととして長い間、教え込まれてきました。
こういう殺意をいわば解放することができなくなってしまったのです。
殺意を生じさせるのに必要な「怒り」という感情はネガティブなものとして自然と抑えてしまうようになってしまいました。
「怒り」ってあまり良いイメージが無いのですが、サッカー選手にとっては私は必要な感情だと思います。
世界的な名選手も日本代表の選手達を見ても「血」を感じさせる選手はたいてい怒りっぽいです。
ルーニーもマラドーナもストイコビッチもジーコもトゥーリオもみんな怒りやすい性格です。
普段、あれだけ温厚で物静かな関根選手でもピッチでは相手に対して怒りをあらわにすることも多くなってきました。
しかし私は持留選手が怒った、というのを見たことがありません。
それどころか試合中に大声を張り上げた場面もほとんど見たことがありません。
パスが来なければ「パスをよこせ!」と怒鳴るのがサッカー選手なわけです。
そういった怒りを表現する、資質が持留選手に足りなかった部分だと思います。
と、おそらくここまでは持留選手も分かっているでしょう。
問題はどうやったらこういう「血が足りない」というメンタル面の問題を克服できるのか?という点なのです。
なぜおそらく本人も理解しているこの問題を愛媛で解決できなかったのか?
持留選手は「自分」というものが若くして既に出来上がった選手です。
良く言えばブレが無く、自分というものを信頼しているので、何ものにも影響されません。
しかし反面、あまりに頑固なので自分を変える、ということが苦手に思えます。
以前は「結婚して所帯を持てば変わるんじゃないだろうか?」と思ったのですが、多分それぐらいのことでは変わらないでしょう。
で、結局こういうメンタルの弱さを解決するには・・・
肉を食う
ということにたどり着きました。
ベジタリアンの人々はそれ以外の人よりも温厚な性格である、というデータがあります。
つまり逆に言うと野菜中心の食生活をしている人より、肉を中心に食べている人のほうが、より怒りっぽい性格である、ということがいえるのです。
私は韓国の選手が日本人より激しいプレイスタイルを好む、というのは、肉を食べる量が違うからじゃないかな、と思います。
そういえば中田英寿氏の野菜嫌いは有名な話で、彼がヨーロッパで活躍できたのは肉中心の食生活だったからじゃないかな、とすら思います。
つまり草食系でなく肉食系になるためにはシンプルに肉を沢山食べれば良いのです。
持留選手。
どうかもっともっと肉を食べてください。
そしてその輝かしい才能を開花させてくれるよう願っています。
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2010.12.16,Thu
江後選手FW論のつづきです。
まず江後選手が攻撃的MFとして活躍するには足りないものがあります。
それはキック力。
怪我勝ちだった昨年と今年はともかく出番の多かった2年前、3年前、江後選手は大活躍した印象があります。
しかしながらそういう印象の割りにゴール数が少ない・・・。
ちなみに2008年は35試合で3点、2007年は45試合で1点です。
攻撃の選手としては物足りない数字です。
なぜでしょう?
ミドルシュートがほとんど無いからです。
この頃はサイドライン沿いを縦に突破してセンタリングというのがプレイスタイルで、中へ切り込んでシュートというシーンはほとんどありませんでした。
そういうシュート重視のチーム戦術ならば左利きの江後選手は右サイドでなければならず、望月監督のプランでは江後選手にシュートを求めていなかった、とも言えるでしょう。
しかし、相手に研究されはじめるとDFがスペースを消すような守備をしはじめたり、早めにファウル覚悟で止めるような場面が多くなってしまいます。
おそらく江後選手も「このままサイドライン沿いの突破だけでは通用しない」と思ってたのか、この頃から中へ切り込む動きに挑戦し始めます。
ところが中へ切り込み、持ち前のスピードで相手DFをかわしてもMFの位置(バイタル付近)からではゴールが遠く、なかなかシュートを撃てません。
そうなんです。江後選手には攻撃的MFとしてはシュートレンジが短いという短所があるのです。
その問題の解決方法は2つあります。
・キック力を高める
愛媛FCでキック力の強い選手は誰でしょう?
答えは内田選手、アライール選手、赤井選手です。
この3人に共通しているのは体幹の強さで、一見、細そうに見える赤井選手でも練習ではずっと以前から腹筋を精力的に鍛えています。
昔、中田英寿氏がブログで書いてましたが、強いボールを蹴るには強靭な腹筋が必要なのです。
決して足の筋肉ではありません。
クリロナの強烈なミドルは化け物じみた腹筋が可能にしてるのです。
江後選手の身体を見ると足の筋肉が異様に発達してるのが分かります。
この陸上選手のような足があの爆発的なスピードを生み出しているのは言うまでもありませんが、反面、上半身が下半身に比べて細いです。
体幹を鍛えることによって強いボールが蹴れるようになると思います。
・ゴールに近い場所でプレイする
強いボールを蹴れなくともゴールをあげるにはよりゴールに近い場所でプレイすることが重要です。
つまり大雑把に言うと江後選手はMFでなくFWでプレイすればゴールは増えます。
また江後選手の場合、トップスピードの速さというよりトップスピードにいたるまでの速さが突出しています。
このダッシュ力が生かされるのはやはりFWなのです。
味方がポゼッションしているときに何度もDFの背後を狙う動きを繰り返す。
Jリーグと言えども足の速いCBってめったにいません。
なぜなら足の速さって、天性のものであって足の速い子供は基本的に前目のポジションでサッカーを始め、そうでない子供はDFをやることが多いのです。
またCBは身体の大きさが重要で、身体が大きい反面、敏捷性に劣るという欠点があります。
金守選手に一番苦手なFWのタイプは?という質問をすると
「足が速い選手」と答えてました。
サッカーでもっとも多い得点パターンはセットプレイとカウンターです。
昨年、内村選手が得点を重ねたのは、スピードを生かしたカウンター攻撃が有効だったということが一番の要因です。
敵のFWに誰よりも速く走れる江後選手がいる。
相手DFにとってはこれほどやっかいなチームはありません。
そしてあまり知られてないかもしれませんが、江後選手、実はゴール前に飛び込むセンスがあります。
試合ではお目にかかれませんでしたが、実はダイビングヘッドも得意です。
一歩目から速いのでDFの背後をつくのが得意なんです。
本人がこだわってるのはサイドからドリブルで崩して・・・というスタイルですが、私は味方のクロスやスルーパスに素早く反応するFWこそ江後選手の天職だと思います。
キック力を高めるのはなかなか一朝一夕には出来ません。
もちろん蹴るフォームやちょっとしたコツで多少強くなることはあります。
しかし、江後選手がサッカー選手としてもっとも重要な「ゴールを奪う資質」を開花させるのは私はMFでなく、FWの位置だと思います。
まず江後選手が攻撃的MFとして活躍するには足りないものがあります。
それはキック力。
怪我勝ちだった昨年と今年はともかく出番の多かった2年前、3年前、江後選手は大活躍した印象があります。
しかしながらそういう印象の割りにゴール数が少ない・・・。
ちなみに2008年は35試合で3点、2007年は45試合で1点です。
攻撃の選手としては物足りない数字です。
なぜでしょう?
ミドルシュートがほとんど無いからです。
この頃はサイドライン沿いを縦に突破してセンタリングというのがプレイスタイルで、中へ切り込んでシュートというシーンはほとんどありませんでした。
そういうシュート重視のチーム戦術ならば左利きの江後選手は右サイドでなければならず、望月監督のプランでは江後選手にシュートを求めていなかった、とも言えるでしょう。
しかし、相手に研究されはじめるとDFがスペースを消すような守備をしはじめたり、早めにファウル覚悟で止めるような場面が多くなってしまいます。
おそらく江後選手も「このままサイドライン沿いの突破だけでは通用しない」と思ってたのか、この頃から中へ切り込む動きに挑戦し始めます。
ところが中へ切り込み、持ち前のスピードで相手DFをかわしてもMFの位置(バイタル付近)からではゴールが遠く、なかなかシュートを撃てません。
そうなんです。江後選手には攻撃的MFとしてはシュートレンジが短いという短所があるのです。
その問題の解決方法は2つあります。
・キック力を高める
愛媛FCでキック力の強い選手は誰でしょう?
答えは内田選手、アライール選手、赤井選手です。
この3人に共通しているのは体幹の強さで、一見、細そうに見える赤井選手でも練習ではずっと以前から腹筋を精力的に鍛えています。
昔、中田英寿氏がブログで書いてましたが、強いボールを蹴るには強靭な腹筋が必要なのです。
決して足の筋肉ではありません。
クリロナの強烈なミドルは化け物じみた腹筋が可能にしてるのです。
江後選手の身体を見ると足の筋肉が異様に発達してるのが分かります。
この陸上選手のような足があの爆発的なスピードを生み出しているのは言うまでもありませんが、反面、上半身が下半身に比べて細いです。
体幹を鍛えることによって強いボールが蹴れるようになると思います。
・ゴールに近い場所でプレイする
強いボールを蹴れなくともゴールをあげるにはよりゴールに近い場所でプレイすることが重要です。
つまり大雑把に言うと江後選手はMFでなくFWでプレイすればゴールは増えます。
また江後選手の場合、トップスピードの速さというよりトップスピードにいたるまでの速さが突出しています。
このダッシュ力が生かされるのはやはりFWなのです。
味方がポゼッションしているときに何度もDFの背後を狙う動きを繰り返す。
Jリーグと言えども足の速いCBってめったにいません。
なぜなら足の速さって、天性のものであって足の速い子供は基本的に前目のポジションでサッカーを始め、そうでない子供はDFをやることが多いのです。
またCBは身体の大きさが重要で、身体が大きい反面、敏捷性に劣るという欠点があります。
金守選手に一番苦手なFWのタイプは?という質問をすると
「足が速い選手」と答えてました。
サッカーでもっとも多い得点パターンはセットプレイとカウンターです。
昨年、内村選手が得点を重ねたのは、スピードを生かしたカウンター攻撃が有効だったということが一番の要因です。
敵のFWに誰よりも速く走れる江後選手がいる。
相手DFにとってはこれほどやっかいなチームはありません。
そしてあまり知られてないかもしれませんが、江後選手、実はゴール前に飛び込むセンスがあります。
試合ではお目にかかれませんでしたが、実はダイビングヘッドも得意です。
一歩目から速いのでDFの背後をつくのが得意なんです。
本人がこだわってるのはサイドからドリブルで崩して・・・というスタイルですが、私は味方のクロスやスルーパスに素早く反応するFWこそ江後選手の天職だと思います。
キック力を高めるのはなかなか一朝一夕には出来ません。
もちろん蹴るフォームやちょっとしたコツで多少強くなることはあります。
しかし、江後選手がサッカー選手としてもっとも重要な「ゴールを奪う資質」を開花させるのは私はMFでなく、FWの位置だと思います。
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2010.12.03,Fri
今回、残念ながら愛媛FCを去ることになった江後賢一選手。
ご存知の方はご存知の通り、私が今までのサッカー観戦歴の中で一番、好きな選手です。
神様に与えられ磨きをかけた圧倒的なスピード。
私は彼以外に「走るだけで観客を沸かせれる選手」を愛媛で見たことがありません。
そして彼の魅力はなんと言ってもその「人格」。
私より一回り近く年下のくせにすごく人間が出来ているんです。
そのルックスからは想像できないぐらい、他人を喜ばせる「サービス精神」が強く、おそらく愛媛の選手の中でもっとも「サポーターのことを第一に考える選手」です。
誤解を恐れずに言うと、チームの勝利やゴールよりもサポーターのことを考えています。
ナルシストっぽいところが多少ありますがw、そのルックスもサポーターに対して「江後賢一」というキャラクターを演じている面があります。
まさに「プロフェッショナル」といえる選手です。
ただ、今回、来季の愛媛FCの構想から外れる、というのは何となく予感していました。
Jリーグで弱小チームを強豪にのし上げた外国籍の監督にはいくつか共通点があり、バルバリッチ監督もまた同じ共通点があります。
・まず第一に守備を再構築し、チームに自信を植えつける
・若手主体でスタメンを構成し、中期的な育成計画を立てる
・一度決めたスタメンはあまりいじらない
オシムもシャムスカもサッカーのスタイルこそ違えど基本的に同じアプローチでチームを強くしました。
日本人の場合、ベテランと若手でチームのバランスを取ろうと考える監督が多いのですが、外国籍の監督の場合、どうしても若手をメインに使いたがる傾向があるのです。
私はそれが間違ってるとは思わないので、今年31歳を迎えた江後選手が来季の構想から外れるんじゃないかという不安はシーズン当初から感じていたのです。
だからと言って江後選手がもう使えない選手なのか、というと決してそんなことはありません。
持ち前のスピードは全く衰えていませんし、贔屓目抜きにまだまだ全盛期と思いますし、さらに成長する余地があります。
しかも現代サッカーにおいてはサッカーの技術や創造性よりもスピードが選手にまず求められる資質なわけです。
しかし、江後選手について私は以前から感じている疑問があります。
「本来のポジションはFWじゃないだろうか?」
(つづく)
ご存知の方はご存知の通り、私が今までのサッカー観戦歴の中で一番、好きな選手です。
神様に与えられ磨きをかけた圧倒的なスピード。
私は彼以外に「走るだけで観客を沸かせれる選手」を愛媛で見たことがありません。
そして彼の魅力はなんと言ってもその「人格」。
私より一回り近く年下のくせにすごく人間が出来ているんです。
そのルックスからは想像できないぐらい、他人を喜ばせる「サービス精神」が強く、おそらく愛媛の選手の中でもっとも「サポーターのことを第一に考える選手」です。
誤解を恐れずに言うと、チームの勝利やゴールよりもサポーターのことを考えています。
ナルシストっぽいところが多少ありますがw、そのルックスもサポーターに対して「江後賢一」というキャラクターを演じている面があります。
まさに「プロフェッショナル」といえる選手です。
ただ、今回、来季の愛媛FCの構想から外れる、というのは何となく予感していました。
Jリーグで弱小チームを強豪にのし上げた外国籍の監督にはいくつか共通点があり、バルバリッチ監督もまた同じ共通点があります。
・まず第一に守備を再構築し、チームに自信を植えつける
・若手主体でスタメンを構成し、中期的な育成計画を立てる
・一度決めたスタメンはあまりいじらない
オシムもシャムスカもサッカーのスタイルこそ違えど基本的に同じアプローチでチームを強くしました。
日本人の場合、ベテランと若手でチームのバランスを取ろうと考える監督が多いのですが、外国籍の監督の場合、どうしても若手をメインに使いたがる傾向があるのです。
私はそれが間違ってるとは思わないので、今年31歳を迎えた江後選手が来季の構想から外れるんじゃないかという不安はシーズン当初から感じていたのです。
だからと言って江後選手がもう使えない選手なのか、というと決してそんなことはありません。
持ち前のスピードは全く衰えていませんし、贔屓目抜きにまだまだ全盛期と思いますし、さらに成長する余地があります。
しかも現代サッカーにおいてはサッカーの技術や創造性よりもスピードが選手にまず求められる資質なわけです。
しかし、江後選手について私は以前から感じている疑問があります。
「本来のポジションはFWじゃないだろうか?」
(つづく)
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HN:
TIGER69:シバタ トモトシ
年齢:
55
HP:
性別:
男性
誕生日:
1969/03/04
自己紹介:
愛媛FCを愛するホームサポです。
メインスタンドの住人です。
どうぞよろしう。
メインスタンドの住人です。
どうぞよろしう。
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