愛媛FC応援ブログ
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2012.06.15,Fri
みなさん、いろいろなご意見があるようで。
ひとまず今治移転賛成派の方々への私なりの回答です。
まず私が疑問を投げかけたいのは先日の愛媛新聞のコラムでも書かれてましたが
「今治でも専用スタジアムだからお客さんは今より増える」という予測は果たして正しいのか?という点。
亀井社長ははっきりと「増えない」と答えておられました。
私も同感です。最初の1年は確かに増えるでしょう。
しかし1年目がピークで徐々に減っていき、最終的に現在と変わらない集客になるだろう、となるのが現実的な予測ではないでしょうか。
専用スタジアムは確かに魅力的です。
しかし専用スタジアムであっても立地が良くなければ人は集まりません。
愛媛FCの公式ホームページのトップにJ2各クラブの動員数が掲載されているので、チェックしてみてください。
専用スタジアムか否かはあまり動員に影響しない、ということが良く分かると思います。
栃木も鳥取も行ったことがありますが、両方とも選手が目の前に見えて素晴らしい専用スタジアムです。ではなぜこの2クラブは動員で苦戦しているのでしょう?
栃木と鳥取の共通点を考えると、私は「スタジアムの立地」「アクセスの不便さ」しか答えが見つかりません。
次に「ニンスタではJ1を目指せない。」というご指摘。
これは間違いです。今のJ1クラブライセンスで愛媛FCが引っかかるのはニンスタの座席数だけです。
これは今の改修工事がすべて完了すれば座席数は1万5千席を確保できるので解決します。
ただし、この工事が来期の開幕に間に合わないスケジュールなので今回、J1ライセンスは難しいのではないか、という話です。
予算もついて工事も既に始まってるのでそこをJリーグがどう解釈してくれるのかがポイントとなります。「計画段階での申請は認めない」という方針をJリーグが示していましたが、計画というのが「工事中」も含めるのかどうかは微妙なところだと思います。
なお、「スタジアムに屋根がない」というのはクラブライセンスに関してはC等級の項目(努力目標)で駐車場の問題はJリーグの視察で指摘された改善すべき点。これはクラブライセンスとは直接関係しません。
つまり今年、J1ライセンスが獲得できるかは不透明ですが、少なくとも来年はJ1ライセンスを確保できるということになり、愛媛FCは堂々とJ1を目指して戦えるということになります。
もっとも条件が引き上げられれば分かりませんが、そう簡単には改定されないと思います。
そして最後にもう1点。
「堀之内にスタジアムは無理」というご指摘。
確かに中村知事は「伊予市を含めて7か所、松山市でスタジアムが建設できないか調査、検討をしたが不可能」という談話を発表されています。
この7か所がどこかは公表されていませんが、おそらく堀ノ内も含まれているでしょう。
ではなぜその調査の内容を県は公表しないのでしょう?
最初から「今治ありき」で調査が行われたのではないのか?という疑問が浮かんでくるのは私だけではないはずです。
確かにちゃんと予算が組まれて調査があった、というのは事実ですが、普通はその中身を公表しますよね?
税金で行われた調査なんですから。
そして私は本来、こういった「調査」は県でなく市が行うべきだと思います。
堀ノ内は確かに難しいのは分かります。
しかしそれ以外にも敷地的に建設可能な土地は沢山あります。
その多くが松山市の土地です。
愛媛県が調査し、検討するのは適切ではないと思います。
いずれにせよ、「最初から無理、と決めつけてはダメだ」というのは愛媛FCを長年にわたって見守ってきたサポーターの方々なら十分、理解されていると思います。
「愛媛にJリーグクラブを」「浦和に勝とう」
いずれも「無理だ」と言われた方はいましたよね。
ひとまず今治移転賛成派の方々への私なりの回答です。
まず私が疑問を投げかけたいのは先日の愛媛新聞のコラムでも書かれてましたが
「今治でも専用スタジアムだからお客さんは今より増える」という予測は果たして正しいのか?という点。
亀井社長ははっきりと「増えない」と答えておられました。
私も同感です。最初の1年は確かに増えるでしょう。
しかし1年目がピークで徐々に減っていき、最終的に現在と変わらない集客になるだろう、となるのが現実的な予測ではないでしょうか。
専用スタジアムは確かに魅力的です。
しかし専用スタジアムであっても立地が良くなければ人は集まりません。
愛媛FCの公式ホームページのトップにJ2各クラブの動員数が掲載されているので、チェックしてみてください。
専用スタジアムか否かはあまり動員に影響しない、ということが良く分かると思います。
栃木も鳥取も行ったことがありますが、両方とも選手が目の前に見えて素晴らしい専用スタジアムです。ではなぜこの2クラブは動員で苦戦しているのでしょう?
栃木と鳥取の共通点を考えると、私は「スタジアムの立地」「アクセスの不便さ」しか答えが見つかりません。
次に「ニンスタではJ1を目指せない。」というご指摘。
これは間違いです。今のJ1クラブライセンスで愛媛FCが引っかかるのはニンスタの座席数だけです。
これは今の改修工事がすべて完了すれば座席数は1万5千席を確保できるので解決します。
ただし、この工事が来期の開幕に間に合わないスケジュールなので今回、J1ライセンスは難しいのではないか、という話です。
予算もついて工事も既に始まってるのでそこをJリーグがどう解釈してくれるのかがポイントとなります。「計画段階での申請は認めない」という方針をJリーグが示していましたが、計画というのが「工事中」も含めるのかどうかは微妙なところだと思います。
なお、「スタジアムに屋根がない」というのはクラブライセンスに関してはC等級の項目(努力目標)で駐車場の問題はJリーグの視察で指摘された改善すべき点。これはクラブライセンスとは直接関係しません。
つまり今年、J1ライセンスが獲得できるかは不透明ですが、少なくとも来年はJ1ライセンスを確保できるということになり、愛媛FCは堂々とJ1を目指して戦えるということになります。
もっとも条件が引き上げられれば分かりませんが、そう簡単には改定されないと思います。
そして最後にもう1点。
「堀之内にスタジアムは無理」というご指摘。
確かに中村知事は「伊予市を含めて7か所、松山市でスタジアムが建設できないか調査、検討をしたが不可能」という談話を発表されています。
この7か所がどこかは公表されていませんが、おそらく堀ノ内も含まれているでしょう。
ではなぜその調査の内容を県は公表しないのでしょう?
最初から「今治ありき」で調査が行われたのではないのか?という疑問が浮かんでくるのは私だけではないはずです。
確かにちゃんと予算が組まれて調査があった、というのは事実ですが、普通はその中身を公表しますよね?
税金で行われた調査なんですから。
そして私は本来、こういった「調査」は県でなく市が行うべきだと思います。
堀ノ内は確かに難しいのは分かります。
しかしそれ以外にも敷地的に建設可能な土地は沢山あります。
その多くが松山市の土地です。
愛媛県が調査し、検討するのは適切ではないと思います。
いずれにせよ、「最初から無理、と決めつけてはダメだ」というのは愛媛FCを長年にわたって見守ってきたサポーターの方々なら十分、理解されていると思います。
「愛媛にJリーグクラブを」「浦和に勝とう」
いずれも「無理だ」と言われた方はいましたよね。
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Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2012.06.05,Tue
能田先生の「なでしこの憂鬱」が読める漫画サンデーは本日発売!
その憂鬱シリーズで「サポーターの憂鬱」という回がありました。
そこで「サポーター」の定義がされていました。
要は「サポーター」とはスタジアムのゴール裏で立って声を出してチームを応援する人ということでした。
おそらくそう思っているサポーターの方々が大多数でしょう。
その定義ではメインスタンドで座って観戦している私はサポーターではありません。
実はサポーターの方々と知り合いになり、いろいろ話しをするようになって、いつからか私の中でいつも「違和感」を感じるようになってきました。
その理由を能田先生の漫画で気づいたような気がします。
「あ、そうか。私は彼らと同じサポーターではないからなのか。」
一般的にサポーターとはやはりゴール裏で声を出してチームを後押ししている人たちのことでしょう。
しかし、ボランティアスタッフの方々やスポンサーの方々、各団体で愛媛FCのために活動している方々も「サポーター」のはずです。
そういう話が前回の「サポーターズミーティング」でも少し出てましたよね。
そして私もおそらくその一人。
つまりサポーターには違う種類の人たちがいて、そのもう一つの定義は「クラブのサポーター」と言えるのではないでしょうか?
ゴール裏の「サポーター」が後押しするのは「チーム」です。「チーム」とは「選手」と「監督、コーチ等スタッフ」。
彼らは「チーム」のためにひとつになって戦います。
そして私たちもうひとつのサポーターが後押しするのは「愛媛FC」というクラブ。そこには企業である「株式会社愛媛FC」や社長やGMをはじめフロントスタッフも含まれています。
もっと広い意味で言うと「Jリーグのある暮らし」を守ろうと戦っています。
決してどちらが正しい、とかどちらの方が素晴らしい、という話をするつもりは毛頭ないのですが、まずはサッカーのサポーターにはこの2種類の定義がある、というのを理解していただきたいと思います。
そして「チームのサポーター」と「クラブのサポーター」が同じである必要はないと思うのですが、対立するものでもなく、ましてやお互いを否定するものでもないと思います。
しかし、残念ながら前者のサポーターの方々と話をすると、後者のサポーターとは意見が相反する、ということにしばしば気づかされます。
彼らが応援しているのはあくまで選手を中心としたチームであってクラブではない、場合が多いんです。
そりゃ愛すべき選手達が毎年のように契約を打ち切られたりするわけですから、彼らにとってクラブのフロントは憎むべき対象になってしまうことも理解はできます。
長くチームのサポーターをやっているとクラブに対する不満がたまっていくのもある程度は仕方のないことだと思います。
でも私はクラブとこの2種類のサポーターがひとつになって戦うこと。
それこそが今、私たちが直面しているとても困難な問題を打開するために求められていると信じます。
「今の動員じゃスタジアムなんて無理」
「J1に昇格できなくてもいい」
「せめて7千人は常時動員できるようになってからじゃないと」
J1昇格を目指して命がけで戦っている選手たちに同じことを言えますか?
以前、「EHIME オーレ」の「理念」をみんなで考えたときに実はあまりアイデアの出る空気じゃなかったので私が原案を3つ考えました。
そして4つ目の理念だけは私のアイデアではなく実は元選手でもある川井光一さんの発案です。
「愛媛県にサッカースタジアムを建設する」
第二回サポーターズミーティングは木曜日の19時よりコミセンで行われます。
http://ehimeole.blog.shinobi.jp/Entry/76/
ひとつになって戦いましょう。
その憂鬱シリーズで「サポーターの憂鬱」という回がありました。
そこで「サポーター」の定義がされていました。
要は「サポーター」とはスタジアムのゴール裏で立って声を出してチームを応援する人ということでした。
おそらくそう思っているサポーターの方々が大多数でしょう。
その定義ではメインスタンドで座って観戦している私はサポーターではありません。
実はサポーターの方々と知り合いになり、いろいろ話しをするようになって、いつからか私の中でいつも「違和感」を感じるようになってきました。
その理由を能田先生の漫画で気づいたような気がします。
「あ、そうか。私は彼らと同じサポーターではないからなのか。」
一般的にサポーターとはやはりゴール裏で声を出してチームを後押ししている人たちのことでしょう。
しかし、ボランティアスタッフの方々やスポンサーの方々、各団体で愛媛FCのために活動している方々も「サポーター」のはずです。
そういう話が前回の「サポーターズミーティング」でも少し出てましたよね。
そして私もおそらくその一人。
つまりサポーターには違う種類の人たちがいて、そのもう一つの定義は「クラブのサポーター」と言えるのではないでしょうか?
ゴール裏の「サポーター」が後押しするのは「チーム」です。「チーム」とは「選手」と「監督、コーチ等スタッフ」。
彼らは「チーム」のためにひとつになって戦います。
そして私たちもうひとつのサポーターが後押しするのは「愛媛FC」というクラブ。そこには企業である「株式会社愛媛FC」や社長やGMをはじめフロントスタッフも含まれています。
もっと広い意味で言うと「Jリーグのある暮らし」を守ろうと戦っています。
決してどちらが正しい、とかどちらの方が素晴らしい、という話をするつもりは毛頭ないのですが、まずはサッカーのサポーターにはこの2種類の定義がある、というのを理解していただきたいと思います。
そして「チームのサポーター」と「クラブのサポーター」が同じである必要はないと思うのですが、対立するものでもなく、ましてやお互いを否定するものでもないと思います。
しかし、残念ながら前者のサポーターの方々と話をすると、後者のサポーターとは意見が相反する、ということにしばしば気づかされます。
彼らが応援しているのはあくまで選手を中心としたチームであってクラブではない、場合が多いんです。
そりゃ愛すべき選手達が毎年のように契約を打ち切られたりするわけですから、彼らにとってクラブのフロントは憎むべき対象になってしまうことも理解はできます。
長くチームのサポーターをやっているとクラブに対する不満がたまっていくのもある程度は仕方のないことだと思います。
でも私はクラブとこの2種類のサポーターがひとつになって戦うこと。
それこそが今、私たちが直面しているとても困難な問題を打開するために求められていると信じます。
「今の動員じゃスタジアムなんて無理」
「J1に昇格できなくてもいい」
「せめて7千人は常時動員できるようになってからじゃないと」
J1昇格を目指して命がけで戦っている選手たちに同じことを言えますか?
以前、「EHIME オーレ」の「理念」をみんなで考えたときに実はあまりアイデアの出る空気じゃなかったので私が原案を3つ考えました。
そして4つ目の理念だけは私のアイデアではなく実は元選手でもある川井光一さんの発案です。
「愛媛県にサッカースタジアムを建設する」
第二回サポーターズミーティングは木曜日の19時よりコミセンで行われます。
http://ehimeole.blog.shinobi.jp/Entry/76/
ひとつになって戦いましょう。
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2012.05.14,Mon
北九州戦、コンディションの問題というよりモチベーションの問題を感じました。
強豪とされるチームとの連戦を終えてまずまずの結果を残した、そして早い時間に先制した、という状況がある種、「ゆるさ」に繋がったのかな、と思います。
もちろんトミッチ選手という「核」を欠いたため、消極的に成ってしまい、思い切った「動き」が全体的に無かったのも原因でしょう。
「勝てる試合を引き分けた」でなく「負けてた試合を引き分けた」ということを楽観視せずに次節までに修正してほしいものです。
さて、育児休暇で参戦自粛中だったのですが、久しぶりにニンスタへ行ってきました。
久しぶりに行って気になったのは試合内容よりも運営面。
フードコートのお店が少なくなってたのが気になります。
施設面や立地でハンデを抱えるクラブにとってスタジアムグルメは集客の数少ない「武器」。
動員が少ない→売上が少ない→出店が減る
ではじりじり動員は減る一方です。
何らかの対応策が必要かと思います。
あとフードコート。路面が舗装されてないのでベビーカーで入れません。
すなわち車椅子等も利用できないんですね。
ここも改善してもらいたい、と思いました。
強豪とされるチームとの連戦を終えてまずまずの結果を残した、そして早い時間に先制した、という状況がある種、「ゆるさ」に繋がったのかな、と思います。
もちろんトミッチ選手という「核」を欠いたため、消極的に成ってしまい、思い切った「動き」が全体的に無かったのも原因でしょう。
「勝てる試合を引き分けた」でなく「負けてた試合を引き分けた」ということを楽観視せずに次節までに修正してほしいものです。
さて、育児休暇で参戦自粛中だったのですが、久しぶりにニンスタへ行ってきました。
久しぶりに行って気になったのは試合内容よりも運営面。
フードコートのお店が少なくなってたのが気になります。
施設面や立地でハンデを抱えるクラブにとってスタジアムグルメは集客の数少ない「武器」。
動員が少ない→売上が少ない→出店が減る
ではじりじり動員は減る一方です。
何らかの対応策が必要かと思います。
あとフードコート。路面が舗装されてないのでベビーカーで入れません。
すなわち車椅子等も利用できないんですね。
ここも改善してもらいたい、と思いました。
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2012.04.23,Mon
相変わらずサッカーオヤジ的な独りごとです。細かいツッコミは抜きでお願いしますw
さて熊本戦。またしても1点が近いようで遠かった試合でした。
「チャンスは作れているし、守備も安定しているからそのうち取れるようになるだろ」と楽観視しているのですが、どうにもチャンスをものにできないですなあ・・・。
特にGKとの1対1・・・。
でもこれって愛媛FCに限った話ではなく、日本のサッカー選手全体に言える「課題」だと思います。どのチームも大抵シュートの精度に課題を抱えていて、得点力のあるチームは外国籍の選手に頼りがち。
パスやドリブルでは日本人選手のレベルはそう低くないと思うのですが、「シュート」に関してはどうも平均点が低いと思います。
なぜ日本人はシュートが苦手なんでしょう?
その理由を考えてみました。
主な原因は2つ。
まずひとつはメンタル的な問題です。
どれだけ「ゴールを奪うこと」に集中できているか。
この辺は以前のエントリーでも触れたので割愛します。
そしてもう一つ、技術的な問題がずばり!
キックが正直すぎる、ということ。
サッカーやフットサルをやられている方なら分かると思うのですが、GKと1対1のビッグチャンスでもっとも重要なのはいかにGKのタイミングを外すか?という点につきます。
コースやキックの強さも大切なのですが、私はこのタイミングこそが「ビッグチャンス」においては重要だと思います。
私はフットサルをたまにやるのですが、大抵女性が2名ほどいるミックスチームで試合をします。
で、女性は基本的に前線でとどまってもらいます。
そこで女性に私がまず教えるのは「トゥキック」。
非力な女性でも強いボールが蹴れる、というのもその理由ですが、トゥキックの場合、GKがタイミングを取りづらいというのが一番の理由です。
他のキックと違って予備動作が短いので、半テンポ早くボールが飛んでくるんです。
トゥキックはちゃんとつま先を上げて蹴らないと男性の場合はつま先を痛めることもあるのですが、女性の場合、そこまで強く蹴れないので女性にトゥキックはかなり有効です。
しかもまともに当たらないことも多いのでw狙ったコースとは違う方向へ飛ぶことも多く、結果としてGKは非常に取りづらくなります。
しかし、日本のサッカーではトゥキックはあまり使われません。
なぜならインサイドキックの方が正確に蹴れるので「確実性」を求める日本の指導者にはトゥキックはある種「タブー」的な扱いだったんです。
最近はそうでもないそうですが、私が少年サッカーで指導を受けていたときはやはりインサイド、アウトサイド、インステップの3種類か、それにインフロントを加えて4種類が「キックの基本」でした。
トゥキックだけを練習した記憶はありません。
でも外国の試合を見ると結構、トゥキックでゴールをしている場面が多いんですよね。
一昔前に「怪物」と呼ばれたブラジルのロナウドもトゥキックでのシュートが得意な選手でした。
カウンターで抜け出してGKと1対1。
ドリブルで走っているフォームのままトゥキックでシュートを撃つんです。
特に強く蹴ってるわけではないのですが、GKは反応できません。
ロナウドのゴールはそういうシーンが多かった記憶があります。
飛び出すかどうか微妙な近い距離の場合、GKはシュートのボールを見て反応しているんじゃなく、実際は蹴る予備動作を見て反応するんですよね。
「あのGKは当たってるなあ」というときはこの「勘」がさえているときです。
実際、右効きの選手が右足で蹴る場合、GKは右を意識してるので重心が右足にかかります。そこでトゥキックや左足のアウトで左に蹴ると動けません。
日本人でこの駆け引きがうまいなあ、と思うのはやっぱり香川選手ですね。
先日のゴールもトラップしたあとからシュートが半テンポ早いです。
あれはアウトで蹴ってるから早いんですよね。
強く撃とうとインフロントで蹴ったら多分決まってなかったでしょう。
というわけで愛媛の選手はトゥキックやアウトサイドでのシュートを磨くべきです。
さて熊本戦。またしても1点が近いようで遠かった試合でした。
「チャンスは作れているし、守備も安定しているからそのうち取れるようになるだろ」と楽観視しているのですが、どうにもチャンスをものにできないですなあ・・・。
特にGKとの1対1・・・。
でもこれって愛媛FCに限った話ではなく、日本のサッカー選手全体に言える「課題」だと思います。どのチームも大抵シュートの精度に課題を抱えていて、得点力のあるチームは外国籍の選手に頼りがち。
パスやドリブルでは日本人選手のレベルはそう低くないと思うのですが、「シュート」に関してはどうも平均点が低いと思います。
なぜ日本人はシュートが苦手なんでしょう?
その理由を考えてみました。
主な原因は2つ。
まずひとつはメンタル的な問題です。
どれだけ「ゴールを奪うこと」に集中できているか。
この辺は以前のエントリーでも触れたので割愛します。
そしてもう一つ、技術的な問題がずばり!
キックが正直すぎる、ということ。
サッカーやフットサルをやられている方なら分かると思うのですが、GKと1対1のビッグチャンスでもっとも重要なのはいかにGKのタイミングを外すか?という点につきます。
コースやキックの強さも大切なのですが、私はこのタイミングこそが「ビッグチャンス」においては重要だと思います。
私はフットサルをたまにやるのですが、大抵女性が2名ほどいるミックスチームで試合をします。
で、女性は基本的に前線でとどまってもらいます。
そこで女性に私がまず教えるのは「トゥキック」。
非力な女性でも強いボールが蹴れる、というのもその理由ですが、トゥキックの場合、GKがタイミングを取りづらいというのが一番の理由です。
他のキックと違って予備動作が短いので、半テンポ早くボールが飛んでくるんです。
トゥキックはちゃんとつま先を上げて蹴らないと男性の場合はつま先を痛めることもあるのですが、女性の場合、そこまで強く蹴れないので女性にトゥキックはかなり有効です。
しかもまともに当たらないことも多いのでw狙ったコースとは違う方向へ飛ぶことも多く、結果としてGKは非常に取りづらくなります。
しかし、日本のサッカーではトゥキックはあまり使われません。
なぜならインサイドキックの方が正確に蹴れるので「確実性」を求める日本の指導者にはトゥキックはある種「タブー」的な扱いだったんです。
最近はそうでもないそうですが、私が少年サッカーで指導を受けていたときはやはりインサイド、アウトサイド、インステップの3種類か、それにインフロントを加えて4種類が「キックの基本」でした。
トゥキックだけを練習した記憶はありません。
でも外国の試合を見ると結構、トゥキックでゴールをしている場面が多いんですよね。
一昔前に「怪物」と呼ばれたブラジルのロナウドもトゥキックでのシュートが得意な選手でした。
カウンターで抜け出してGKと1対1。
ドリブルで走っているフォームのままトゥキックでシュートを撃つんです。
特に強く蹴ってるわけではないのですが、GKは反応できません。
ロナウドのゴールはそういうシーンが多かった記憶があります。
飛び出すかどうか微妙な近い距離の場合、GKはシュートのボールを見て反応しているんじゃなく、実際は蹴る予備動作を見て反応するんですよね。
「あのGKは当たってるなあ」というときはこの「勘」がさえているときです。
実際、右効きの選手が右足で蹴る場合、GKは右を意識してるので重心が右足にかかります。そこでトゥキックや左足のアウトで左に蹴ると動けません。
日本人でこの駆け引きがうまいなあ、と思うのはやっぱり香川選手ですね。
先日のゴールもトラップしたあとからシュートが半テンポ早いです。
あれはアウトで蹴ってるから早いんですよね。
強く撃とうとインフロントで蹴ったら多分決まってなかったでしょう。
というわけで愛媛の選手はトゥキックやアウトサイドでのシュートを磨くべきです。
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2012.04.02,Mon
大分戦、改めて課題がはっきりとした試合でした。
そう悲観する内容ではないのですが、得点力をなんとか上げないと上位は望めません。
そこでたまにはサッカーおやじ的なよた話w
今こそ3バックにチャレンジしてはどうか?
得点力を上げるには大きく2つの手法があると思います。
一つは得点力のあるFWを補強すること。
そしてもう一つは攻撃の人数を増やすこと。
前者は今日、明日になんとかなる話ではないのでクラブの強化部にお任せするとして、今の愛媛に有効な打開策は後者でしょう。
ゴールのチャンスに相手のエリア内にいる選手が多くなればそれだけ得点力はアップします。
ザックジャパンやオシム氏のサッカーでも「相手ゴール前へスプリントすること」というのがポイントですが、要はクロスが入ったときにどれだけの選手が相手ゴール前へ走れるかが重要となります。
つまり前の方の選手を増やせば走る距離も短くなり、得点力はアップすると考えられます。
そこでピッチに立つ選手を増やせればいいのですが、残念ながらサッカーは11人しか入れません。
必然的に守備の選手を減らすことになります。
ボランチを減らすか、DFを減らすか。
せっかくの今の良い守備のバランスにネガティブな影響をあまり与えないのはDFを減らす方です。
3バックと4バック。日本のマスコミはしばしばこのシステムについて話題にしますが、案外やることはそう変わりません。特に愛媛のサッカーでは望月前監督の時代から攻撃時はサイドバックのどちらかが高い位置にいることが多く、3バックの形をとっています。
つまり4バックと3バック、やることにあまり大きな違いはないのです。
ただし、3バックの方が4バックよりもMFの連携などで覚えることが多く、DFの一人一人のレベルの高さも求められる、ということは言えます。
4バックが出来なければ3バックは出来ません。
しかし逆を言うと4バックが出来れば3バックも出来るとも言えます。
また今季の愛媛には優秀なセンターバックが多い、というのも3バックを勧めるポイントです。
3バックのDFラインの場合、ストッパータイプを3人並べる形になります。
園田、浦田、アライール、高杉。この4人はJ2でも屈指のストッパーだと思います。
とうわけで私が是非試してみて欲しい布陣は下記の通り。
石井 有田
前野 大山 関根
トミッチ 村上
園田 浦田 アライール
秋元
前野→内田、大山→赤井、関根→東、石井→小笠原、有田→福田
でも良いでしょう。
監督、どうでしょ?
そう悲観する内容ではないのですが、得点力をなんとか上げないと上位は望めません。
そこでたまにはサッカーおやじ的なよた話w
今こそ3バックにチャレンジしてはどうか?
得点力を上げるには大きく2つの手法があると思います。
一つは得点力のあるFWを補強すること。
そしてもう一つは攻撃の人数を増やすこと。
前者は今日、明日になんとかなる話ではないのでクラブの強化部にお任せするとして、今の愛媛に有効な打開策は後者でしょう。
ゴールのチャンスに相手のエリア内にいる選手が多くなればそれだけ得点力はアップします。
ザックジャパンやオシム氏のサッカーでも「相手ゴール前へスプリントすること」というのがポイントですが、要はクロスが入ったときにどれだけの選手が相手ゴール前へ走れるかが重要となります。
つまり前の方の選手を増やせば走る距離も短くなり、得点力はアップすると考えられます。
そこでピッチに立つ選手を増やせればいいのですが、残念ながらサッカーは11人しか入れません。
必然的に守備の選手を減らすことになります。
ボランチを減らすか、DFを減らすか。
せっかくの今の良い守備のバランスにネガティブな影響をあまり与えないのはDFを減らす方です。
3バックと4バック。日本のマスコミはしばしばこのシステムについて話題にしますが、案外やることはそう変わりません。特に愛媛のサッカーでは望月前監督の時代から攻撃時はサイドバックのどちらかが高い位置にいることが多く、3バックの形をとっています。
つまり4バックと3バック、やることにあまり大きな違いはないのです。
ただし、3バックの方が4バックよりもMFの連携などで覚えることが多く、DFの一人一人のレベルの高さも求められる、ということは言えます。
4バックが出来なければ3バックは出来ません。
しかし逆を言うと4バックが出来れば3バックも出来るとも言えます。
また今季の愛媛には優秀なセンターバックが多い、というのも3バックを勧めるポイントです。
3バックのDFラインの場合、ストッパータイプを3人並べる形になります。
園田、浦田、アライール、高杉。この4人はJ2でも屈指のストッパーだと思います。
とうわけで私が是非試してみて欲しい布陣は下記の通り。
石井 有田
前野 大山 関根
トミッチ 村上
園田 浦田 アライール
秋元
前野→内田、大山→赤井、関根→東、石井→小笠原、有田→福田
でも良いでしょう。
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HN:
TIGER69:シバタ トモトシ
年齢:
55
HP:
性別:
男性
誕生日:
1969/03/04
自己紹介:
愛媛FCを愛するホームサポです。
メインスタンドの住人です。
どうぞよろしう。
メインスタンドの住人です。
どうぞよろしう。
アクセス解析
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