以前雑誌、「NUMBER」に掲載されたものに加筆されたノンフィクションです。
こう言っちゃ失礼ですが、普通に読み物としても秀逸です。
映画化してもいいんじゃないかな、と思えるぐらいドラマチックです。
2007年にスペイン2部ヌマンシアを去るまでのストーリーで情熱大陸で特集されるちょっと前までの話です。
福田選手もすごい生き様だな、と改めて思いましたが、何よりすごいな、と思ったのが奥様。
気持ちが強い。
すごいです。
福田選手のサッカー選手としてのモチベーションに重要な「厳しさ」が愛媛にあるのかどうかが、ちょっと心配だったのですが、こういうご家族がいるのなら全然大丈夫なんだろうな、と思いました。
オススメです。
とある休日、午前中のサンパーク。
チームは岐阜に遠征中で、サンパークにはメンバー外の選手達が軽めの練習メニューをこなしていました。
ミニゲームをやってた一団とは別にタッチライン沿いを黙々と走る影。
千島選手。
何度も何度も全力で走り続けます。
まるで何かに取り付かれたかのような、何か大切なものを諦めないように。
それからボールを使っての練習。
1球、1球、大事な何かを確かめるように、どこか楽しそうにボールをトレーナに蹴り返します。
本当にサッカーが大好きなんだろうな・・・。
炎の男、チッシー。
どこまでも走り続けてください。
ありがとう。
普段、チームに対してあまりネガティブな批判をしないのが信条なのですが、この試合はさすがに考えさせられました。
なんて言うかある種の「ぬるさ」を感じるのです。
特に今回の試合後の選手のコメント。
自分の反省点や修正しなければいけないところを話しているのは関根選手だけで、「前半は・・・」とか「チーム全体で・・・」とかどこか他人事のような、解説者のようなコメントが気にかかりました。
監督のコメントとも「温度差」があります。
なぜ何度もあった前半のチャンスでゴールを決めることができなかったのか?
それを決めれるようになるには何が足りないのか?
なぜ奪われてはならないエリアでパスミスをしたのか?
それは選手間の距離だけの問題なのか?
敗因や責任を他やチーム全体に転嫁していて、きちんと敗戦を受け止めていないようにすら思います。
「切り替えてやりたい」
そう言えるのは全力でチャレンジを繰り返し、内容的にも相手を上回っていたが、どうしようもない不運で勝てなかった、そういうチームにしか言えない言葉です。
いつまでも「次」があるわけではありません。チャンスは少ないものです。
そういう「危機感」があれば「残り試合で・・・」という言葉は出てきません。
ゴールできなかった原因、流れを変えるパスミスをしてしまった原因を正面から見つめないと、成長は無く、同じことの繰り返しになってしまいます。
あえて2人を取り上げて批判させてもらいましたが、他の選手も同様です。
昨夜、失点シーンの前に「あ、そろそろやられる」と思った観客は少なくないでしょう。
スタンドから見ていてもチーム全体の集中力が切れ始めているのが見えるのです。
きっかけはジャッジだったり味方のミスだったりします。
横浜FCも危険なミスはしていました。しかし、そのミスを「がっくり」と受け止めず、チーム全体でリカバリーしようという姿勢が見てとれました。
ミスをしてしまった選手も反省し、同じミスをしないように修正しなくてはなりませんが、そのミスをチーム全体でリカバリーする「強さ」を見せて欲しいものです。
降格も昇格も無く、契約に関する作業も進められていて、モチベーションを維持するのに難しい時期かもしれせん。
しかし、汗水たらして働いて稼いだお金でチケットを買い、一生懸命応援しているサポーターがあなたの後ろにいるのです。
どうか目の前のサッカーに集中して、ゴールのために全力を尽くしてください。
吉川、杉、福、もち
あおのん、うっち、おち、べんさん、川北
別メ
もり、チッシ
欠席はアライール、ジョジ、エゴ、アキシゲあたりかな。
もりもチッシもランニング中心ですが、全力疾走に近い走りでした。ちなみにもりはトレシューでしたがチッシはスパイク。間もなく全体練習復帰でしょう。
表情は二人とも明るかったです。
全体練習は鳥かごとミニゲームのみという軽めのメニュー。
クールダウン後、別にGK練習をしていた川北に福田が加わりシュート練習。
また見学者は6人ぐらい。
普段のメンバー外組練習よりは多かったです。
土曜日の熊本戦はパスミス、トラップミスのオンパレードで正直、ここ何試合かでは最低の出来。
それでも勝ち点1を取れたのは、それだけ守備陣が粘り強くなったのかもしれません。
さて、気を取り直して日曜日。
午後は雨の予感がしたのと、ちょっとした用事がありまして、トップvsしまなみのTMは断念。
代わりに午前中、行なわれたユースのTMを見学してきました。
相手は市内の某私立高校で正直、レベルの差があり、ユースはトップ登録の3人が不在とはいえ、一方的な展開に・・・。
で、おもしろかったのが後半。
前半は4-4-2だったのですが、後半はトップと同じ4-3-3をやってたんです。
3人のFWがどんどんポジションチェンジをしてワイドに展開してました。
個人的に「おっ!」って思ったのが後半開始早々に豪快なミドルを蹴りこんだ城村君。
前半は左SBをやってたのですが、やはりこの子はFWです。
同期に近藤君というある意味、特別なアタッカーがいるので影に隠れがちですが、なんとなく「雰囲気」を感じます。
個人的な理屈なのですが、一流のプロサッカー選手って若い頃から「華」があると思うんですよ。
分かりやすく言うと「女性にモテそうな雰囲気」。
決してイケメン云々ではありません。
人は見た目じゃないとは言いますが、やはり一流の選手って「自分がやるべきこと」っていうのを誰よりも理解しているので、必然的に自分に一番似合う、髪形なり、服装なりをするものだと思うのです。
例えばあっという間に代表のレギュラーとなった長友選手とかも正直、イケメンではありません。
しかし、女性にモテそですよね。それは彼が自分の似合う髪形なり、雰囲気なりを作れているからなんです。
同じFC東京の石川選手とかも、普通の人がやると変な髪形ですが、彼には似合う。
そういった意味で、私はユースの中では城村君に可能性を感じます。
まだまだ体が小さいのですが、思い切りの良さは近藤君に負けずとも劣らないと思いますよー。
他には藤君、小原君、神山君あたりも「原石」の匂いを感じました。
ps:ちょっと実力差のある試合だったので余計にDF贔屓になってしまったかも。(笑)
メインスタンドの住人です。
どうぞよろしう。
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