松山駅前再開発

ソース：2/5愛媛新聞

ＪＲ松山駅高架事業を都市計画決定　愛媛県
　愛媛県は５日、ＪＲ松山駅付近鉄道高架事業を都市計画決定した。県都松山市の陸の玄関口を整備する同事業が計画段階から実施に向けて動き出し、県は国やＪＲ四国など関係機関と協議を進め２００８年度中の事業認可を目指す。ただ事業費は約３５９億円に上り、財政難の中、完成時期は不透明となっている。
　松山市も同日、鉄道高架事業と一体的に同市が約３００億円かけ松山駅周辺の約１６・７ヘクタールを再開発する土地区画整理事業を都市計画決定。路面電車の延伸計画もある駅西口南江戸線など都市計画道路も、県と市で計１２路線を決定した。
　鉄道高架事業は０１年度に調査が始まり０４年度に着工準備費が認められたが、貨物基地移転の決定が遅れ当初計画の０６年度着工が遅延。駅西口南江戸線整備の実施主体をめぐる県と松山市の協議がもつれるなど紆余（うよ）曲折があった。

引用ここまで。
やっとというか遂に決まりました。
ざっと地図と照らし合わせてみるとこういうことになるみたいです。


今の松山駅の西側、三番町通り、レストラン北斗の横の道路が広げられたり、新設されて西側に環状線までの道路ができます。
また今の松山駅のトイレあたりで東西を行き来できる自転車、歩行者専用道路が設けられます。
南江戸のスタジアムへのアクセスはこれでばっちりですね。
また路面電車を南江戸まで延伸させる計画もあるようです。

これは間違いない！(σ￣ー￣)σ

未来期待図Ⅱ

調子に乗ってもう１枚。
今度はユアスタを合成してみました。
特筆すべきはアクセスが分散される点。
ＪＲ松山、松山駅前路面電車、空港や東予、南予からのシャトルバス、大手町駅、松山市駅。
公共交通機関を利用する観客が分散されます。
将来的に松山駅が再開発されて西側にも出口が設けられれば市駅方面からの人の流れと完全に分散されるのでなお良しですね。
そしてどうしてもマイカーの場合はコミセンの駐車場が利用できるでしょう。
もしも私が南予や東予から観戦に来るサポならば、繁華街付近に格安のホテルを取り、そこから路面電車で向かいます。
観戦後はもちろん、繁華街で勝利の美酒。
昼間の試合ならキスケの湯や愛媛観光温泉（実はちょっとお気に入りの銭湯）で一風呂浴びて街に繰り出すのもまた良しですね。
基本的に私は愛媛のような地方ではパーク＆ライドは難しいと思うのですが、いざとなれば松山総合公園や付近の学校に臨時駐車場を設けるのも良いでしょう。

どうっすか？中村市長！（しつこい）

未来期待図Ⅰ

今までスタジアムをどこに建てるか、ということでいろいろ考えてきましたが、社長の話では
・堀の内の復活
・松山駅の裏
・南江戸の浄化センター
この３箇所が出てきました。
そのうち私がもっとも本命に感じるのが南江戸の浄化センターです。
どこの話？という方も多いかと思うのでちょっと地図をコピーしてみました。

現在、浄化センターには将来の増設用として空き地があります。
なんと、

鳥栖スタジアムがすっぽりきれいに収まる大きさでした。
まぁ周辺環境の整備も考えればちょっときついのですけど。
もちろんこの空き地と空港通りの間にほぼ同じ大きさの既存の浄化センターがありますのでそれを一旦、取り壊してその上に建設するのであれば十分な広さです。

またこの立地ならば松山駅からも松山市駅からも徒歩圏内ですね。




中村市長、どうっすか？

2008年新体制発表記者会見において

亀井社長の言葉の後半部分。


また愛媛FCの問題点として、サッカー専用スタジアムの問題は私自身も常日頃から自治体の方々にもお願いしているが、財政的にもチームの成績的にも難しい状況がある。ただ、観客動員を増やすためには街の中心に専用スタジアムがあって、スケジュールを気にすることなく、多くの家族連れに平日のナイトゲームや週末の試合に足を運んでもらえる環境にしなければならない。これは我々の努力だけでは難しい面もあり、マスコミの皆様のご意見などを頂きながら、サポーターの皆様のご協力や声を積み重ねていきながら、自治体にもご理解をいただく努力をしていきたい。

愛媛FCのテーマは愛媛の青少年に感動や夢を与える大事な仕事を果たすことであり、また、愛媛のサッカーのレベルアップを図ると共に、県民に元気になってもらうという意味では、経済活性化の役割も担っている。さらに愛媛の情報を全国へ発信するためにも我々の努力が必要となるが、今季もご理解とご協力よろしくお願い致します。



去年のファン感、サッカー雑誌のインタビュー、そして今回。
公式にスタジアムについて社長が言及されているのはこれで３度目です。

「街の中心に専用スタジアムを」


社長は闘い始めています。

サッカーをやる環境ありき

「そして、街の中心地のサッカー専用スタジアムです。スタジアムが街中にできれば、観客の増員も期待できる。サッカーをやる環境ありき。育てて強くなることを考えれば、ここが一番大事なんです。」
㈱愛媛ＦＣ社長　亀井文雄
サッカーマガジン合併号1/8&15より

先日、クリスマスイブの羽田発松山行きの飛行機で偶然ご一緒させていただきました。
まったくのプライベートだったようですので、声をかけたりはしませんでしたが、私服姿でも一流の経営者の持つ「オーラ」を発散されておられました。

このサッカーマガジンのインタビューを読むと、氏が一流の経営者で「リアリスト」であることが改めて実感できます。
6億5千万という目標予算。
決して夢物語ではなくその言葉にははっきりとしたリアリティがあります。

そして「環境ありき」。
Ｊに加盟して２年。専用スタジアムの必要性を誰よりも感じられているのかもしれません。

裏を返すならば愛陸での「限界」を痛感されているのだと思います。
愛媛ＦＣのことを好きになればなるほど、考えれば考えるほど、その思いは強くなります。
私もそこまで熱心なファンでなく、たまに愛陸に行く程度のファンなら
「愛媛に専用スタジアム？」と疑問符がつくでしょう。
しかし、鳥栖だ、仙台だとアウェイに行くたびに専用スタジアムの素晴らしさに魅了されていってしまいます。
なかなか言葉では伝わりにくく、専用スタジアムで観たことがない方に理解してもらうのは難しい作業でしょう。

是非、鳥栖スタジアムで、ユアテックスタジアムで、愛媛ＦＣの試合を観てください。
そして気づいてください。伝えてください。

私も社長の方針には諸手をあげて賛同いたします。
来年も「アウェイに行こう」「専用スタジアムが欲しい」と声を出し続けます。
他に何ができるのか模索中ですができることをやっていこうと思います。

松山市内中心部にサッカースタジアムを。