愛媛FC応援ブログ
Posted by TIGER69:シバタ トモトシ - 2010.09.30,Thu
愛媛国体の目指す方向性として5つの目標が掲げられています。
・県民のスポーツ活動(する、見る、支える)の活性化にちながる「実になる国体」を目指します。
・県出身の「手づりの選手」が大活躍し、「手づりのスタッフ」が支える「手づくりの国体」を目指します。
・全国からの参加者と県民が民泊などにより交流を深める「ふれあいの国体」を目指します。
・既存の施設を最大限に活用するなど、簡素化に努める「身の丈にあった国体」を目指します。
・愛媛の自然や文化などの魅力を全国に発信する「愛媛らしさあふれる国体」を目指します。
以上、さわやか愛媛136号より引用
愛媛県は今年の春、開閉会式と陸上競技のために愛媛県総合運動公園、陸上競技場(以下「愛陸」)を改修する計画を発表しました。
計画では事業費は100億円です。
内容は大型の電光掲示板や座席の増設、一部スタンドの屋根を設置など「快適に見ること」を目的とした改修です。
詳しくはこちらのエントリーをご覧ください
http://efc.blog.shinobi.jp/Entry/584/
さて、数十年に一度開かれる国体の開会式のために100億をかけて陸上競技場を見やすく整備することにいったいどんな「実」があるのでしょう?
誤解を恐れずに言いますが、陸上競技は正直、「見るスポーツ」としてあまり一般的ではありません。
陸上競技の中でもっとも「見るスポーツ」と言えるのはマラソンですが、マラソンは陸上競技場が必ずしも必要ではありません。
またジョギングを趣味とされている方は私の周りにも大勢いますが、ジョギングしているランナーを見ることを趣味とされる方を私は聞いたことがありません。
つまり愛媛県において陸上競技は見るものでなく、するものである、というのが一般的であると言えます。
今後、毎年国内トップレベルの陸上競技大会が愛陸で開催され、大勢の県民が観戦に訪れるようになる、というなら話は別ですが・・・。
すなわちこの愛陸の「陸上競技を快適に見るための改修計画」は愛媛国体が掲げている「実になる国体」、「身の丈にあった国体」という2つの目標から大きく逸脱している、というのは誰の目にも明らかなのです。
ではどうすればいいのか?
答えは既に目標に掲げてあります。
「既存の施設を最大限に利用する」
テレビニュース等であまり大きく取り上げられないのでご存知でない方もいるかもしれませんが、先日、千葉国体が開会しました。
総合開会式は「千葉マリンスタジアム」で行われ、1万4千人が閲覧したそうです。
そうです。国体の開会式は必ずしも陸上競技場でなくても良く、野球場でも十分、開催できることを千葉県は示しました。
愛媛県にも立派な野球場がありますよね?
もちろん実際に開催するにはいろいろな問題をクリアする必要があるでしょうけど、千葉マリンスタジアムで出来ることが坊ちゃんスタジアムではできない、ということがあるのでしょうか?
老朽化している陸上競技場を何十年かに一度の国体、開会式のために100億円を投じて改修するぐらいなら、国内屈指の素晴らしい野球場である「坊ちゃんスタジアム」で開会式を行ったほうが「身の丈にあった国体」なのは子供でも分かる論理ではないでしょうか?
その方が「”野球王国”愛媛らしさあふれる国体の開会式」と私も思います。
今の愛陸ももちろん身障者への対応など、やるべき改修はあります。
しかしこの計画に100億を投じることは愚策であるとしか思えません。
愛陸の改修は最低限必要な範囲にとどめて、開会式は坊ちゃんスタジアムで行う。
その予算で愛媛県に無い、快適にサッカーやラグビーが観戦できる球技場を建設する。
その方が愛媛国体の目標に合致すると思います。
・県民のスポーツ活動(する、見る、支える)の活性化にちながる「実になる国体」を目指します。
・県出身の「手づりの選手」が大活躍し、「手づりのスタッフ」が支える「手づくりの国体」を目指します。
・全国からの参加者と県民が民泊などにより交流を深める「ふれあいの国体」を目指します。
・既存の施設を最大限に活用するなど、簡素化に努める「身の丈にあった国体」を目指します。
・愛媛の自然や文化などの魅力を全国に発信する「愛媛らしさあふれる国体」を目指します。
以上、さわやか愛媛136号より引用
愛媛県は今年の春、開閉会式と陸上競技のために愛媛県総合運動公園、陸上競技場(以下「愛陸」)を改修する計画を発表しました。
計画では事業費は100億円です。
内容は大型の電光掲示板や座席の増設、一部スタンドの屋根を設置など「快適に見ること」を目的とした改修です。
詳しくはこちらのエントリーをご覧ください
http://efc.blog.shinobi.jp/Entry/584/
さて、数十年に一度開かれる国体の開会式のために100億をかけて陸上競技場を見やすく整備することにいったいどんな「実」があるのでしょう?
誤解を恐れずに言いますが、陸上競技は正直、「見るスポーツ」としてあまり一般的ではありません。
陸上競技の中でもっとも「見るスポーツ」と言えるのはマラソンですが、マラソンは陸上競技場が必ずしも必要ではありません。
またジョギングを趣味とされている方は私の周りにも大勢いますが、ジョギングしているランナーを見ることを趣味とされる方を私は聞いたことがありません。
つまり愛媛県において陸上競技は見るものでなく、するものである、というのが一般的であると言えます。
今後、毎年国内トップレベルの陸上競技大会が愛陸で開催され、大勢の県民が観戦に訪れるようになる、というなら話は別ですが・・・。
すなわちこの愛陸の「陸上競技を快適に見るための改修計画」は愛媛国体が掲げている「実になる国体」、「身の丈にあった国体」という2つの目標から大きく逸脱している、というのは誰の目にも明らかなのです。
ではどうすればいいのか?
答えは既に目標に掲げてあります。
「既存の施設を最大限に利用する」
テレビニュース等であまり大きく取り上げられないのでご存知でない方もいるかもしれませんが、先日、千葉国体が開会しました。
総合開会式は「千葉マリンスタジアム」で行われ、1万4千人が閲覧したそうです。
そうです。国体の開会式は必ずしも陸上競技場でなくても良く、野球場でも十分、開催できることを千葉県は示しました。
愛媛県にも立派な野球場がありますよね?
もちろん実際に開催するにはいろいろな問題をクリアする必要があるでしょうけど、千葉マリンスタジアムで出来ることが坊ちゃんスタジアムではできない、ということがあるのでしょうか?
老朽化している陸上競技場を何十年かに一度の国体、開会式のために100億円を投じて改修するぐらいなら、国内屈指の素晴らしい野球場である「坊ちゃんスタジアム」で開会式を行ったほうが「身の丈にあった国体」なのは子供でも分かる論理ではないでしょうか?
その方が「”野球王国”愛媛らしさあふれる国体の開会式」と私も思います。
今の愛陸ももちろん身障者への対応など、やるべき改修はあります。
しかしこの計画に100億を投じることは愚策であるとしか思えません。
愛陸の改修は最低限必要な範囲にとどめて、開会式は坊ちゃんスタジアムで行う。
その予算で愛媛県に無い、快適にサッカーやラグビーが観戦できる球技場を建設する。
その方が愛媛国体の目標に合致すると思います。
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年齢:
55
HP:
性別:
男性
誕生日:
1969/03/04
自己紹介:
愛媛FCを愛するホームサポです。
メインスタンドの住人です。
どうぞよろしう。
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