今こそ宇和島伊達家の恨みを晴らすべきとき！

妾が男の子を産みました。
長男で跡取りです。
しばらくして本妻も男の子を産みました。
次男になるのですが、この妾の子の長男は小さい頃から人質になったりしていました。
そして挙句の果てに遠く離れた土地へ追い出されます。
その土地で貧乏ながらも父ちゃんから金を借りてなんとか暮らしはじめました。
しかし、本家からははやく金を返せ、とか実際は独立しているのに本家の下なので金よこせ、とか何かといぢわるされます。
そして父ちゃんの友人でお目付け役として一緒に来ていた何かとうざいおっさんを殺したと疑われて、父ちゃんからその土地を返せ！と脅される始末。
（ちなみにこのおっさんの霊を慰めるために和霊神社は建てられた）
本家はかなりの大金持ちなのに・・・。
何かと気苦労が絶えなかったせいか病弱なため、子どもに政治は任せて宇和島の地で父ちゃんを恨みつつ隠居生活を過ごしました・・・。

とまぁ一部誇張がありますが、このかわいそうな妾の子が宇和島藩初代藩主、伊達秀宗。そしていぢわるな父ちゃんは言わずと知れた伊達政宗。
ちなみに秀吉の字をもらってるために徳川の時代ではまずいというのも本家を追い出された理由のひとつだそうで。
ｷﾝｸﾞｶﾜｲｿｽ・・・。


仙台市と宇和島市。現代では友好関係にあります。
だが、そんなことはどーでもいいのだー！
とにかく不遇な生涯を送った秀宗の無念を今年こそ晴らしてくれ！