9/13(水) 39節 vs 鳥栖

０－０スコアレスドロー。

第３クール最終節。
鳥栖はＪ２得点王のエース新居を怪我で欠く布陣。
開始１０分、愛媛が攻勢に出る。
しかし何度かあった決定機に決められないとその後は鳥栖のペース。
愛媛も早いプレスで何度かカウンターを仕掛けるもパスの精度が悪く、なかなかゴール前へ持っていけない。
また、鳥栖の選手もそうだったが、連戦の疲労からか身体が重い印象。
再三のピンチも川北をはじめＤＦ陣が守りきり、相手のシュートが２度、クロスバーを叩くなどの幸運もあってなんとかドローに持ち込んだといえる試合。

悪いなら悪いなりにアウェイでも勝ち点を確保できたのは勝負強さを見せたとも言えるけど、前後半の開始１０分以外はほとんど試合を組み立てれなかったのも事実。
次はホームゲーム。
さらに気持ちの入ったプレイを観たい。

38節 vs 草津○ヽ(´ー｀)ノ

１－０で勝利！！

得点は怪我の江後に代わってスタメンFWの菅沼！
田中のはたいたボールを持ち込み、相手ＤＦをかわしてのシュート。
なかなか落ち着いたいいシュートでした。

しかし、全体的な内容は前節より悪かった・・・。
草津が序盤から激しくプレスしたせいもあって中盤でイージーミスが多く、不味い取られ方を繰り返していた。
ただ、いやな感じでボールを奪われ、カウンターを食らっても慌てずDFが跳ね返していた。やはり金守がいるといないとでは安定感がまるで違う。
また終了間際に神セーブを見せた久々にスタメンのGK川北も終始大声を出し続け、的確なコーチングをしていた。
それにしても良く響く声だ。

ＰＫを外したり、時々普段では考えられないようなミスもあったが高萩もいつもどおりのプレイ。しかし、前節のあの素晴らしいプレイを見てしまった後では若干不満が残る。
また個人的にはあのＰＫは田中が蹴るべきじゃなかったかな？と思う。


またこの日、千島が初スタメンとなったが、まだ味方選手と呼吸が合ってない印象を受ける。江後の怪我により菅沼が今回のようにFWで起用されることがしばらく考えられるが、千島の先発はまだ不安を残す。

それと比べるわけではないが、途中出場の濱岡（こちらも久しぶり）はなかなか良かった。
得点シーンの起点となるロングパスを含め、攻守に安定したプレイを見せてくれた。
望月監督の戦術に合わせ、以前に比べて玉離れが早くなった印象を受けた。
これからの活躍が期待できそうだ。

37節ｖｓ徳島△

なかなかビデオを見返す時間が無く、サテと順序が逆になってしまいました。
これぞダービーという試合でしたね。
どちらのチームもサポも気持ちの入った熱い試合でした。
結果は皆さん、ご存知のとおり、点の取り合いの末３－３のドロー。
愛媛で光っていたのは２得点の田中選手と１得点１アシストの高萩選手。
田中選手の１点目。ここにクロスをくれ！という声が聞こえてきそうないいポジショニング。しかし、この得点はなんといっても高萩→江後→高萩クロス。
このスピードと精度が決め手でした。
そして同点に追いつく田中選手の２点目。
珍しくミドルシュート。思い切り良く、そしてコースをきっちり狙った低く抑えたいいシュートでした。
ちなみに田中選手は最後ロスタイムにも惜しいシュートがありましたが、こちらは相手ＧＫのナイスセーブで阻まれてました。
そして３点目の高萩選手。味方のシュートミスがファーにつめていた高萩選手への絶妙なクロスになったというちょっとラッキーな面もありましたが、あそこに詰めていたことが素晴らしいですね。
急にボールがきたのに落ち着いて決めていました。
それにしても喜ぶ「絵」がまたサマになりますね。こういう「絵」が決まる選手って大成するものです。
それにしてもこの試合の高萩選手は素晴らしかった。
守備に攻撃に闘志あふれるすばらしいプレイの連続。
そして決して衰えない運動量。また視野も広く、長短様々なパスを通していました。
対する徳島はサポもチームも「必死」でした。
結果は残念ですが、今までの勝利した２試合に比べても見ごたえのある、互いの気持ちと意地がぶつかりあういい試合でした。
これからもこういう名勝負を積み重ねて四国ダービーの歴史を作っていって欲しいものです。

9/3サテライトｖｓ大分

ある意味トップチームより魅力的なメンバーのサテライト。
今回はグリーンフィールド新居浜で行われたｖｓ大分トリニータとの試合を観てきました。
愛媛のメンバーは
GK川北
DF関根　加藤　川井光　小原
MF広庭　濱岡　金子　猿田
FW永冨　田村
SUB羽田　泉谷　友近　川井健　大坪　

大分のメンバーはよく分からないのですが、どうやらユースの選手がほとんどの様子。
んー・・・。
しかし土曜日のダービーで興味を持ってくれて来てくれたファンもいるだろうに、メンバー表とか配ってくれないのかなぁ・・・。
（ちなみに吉田で行われたｖｓ広島戦では配られてました）
観客は意外に多く４、５百人はいる様子。
キックオフ時には「伊予魂チャント」も。
ただ、このグランド結構見づらい・・・。
ゴール裏片方の土手を上がった少し高い位置に観覧席があるのですが、そこだと遠すぎるし、タッチライン沿いには両軍のテントが設営されていてどうしても見えない角度が出て来てしまう。
しかしながら２面取れるピッチは芝生がきちんと整備されていてなかなか気持ちが良い。
前半、8割方攻め込みながら得点奪えず。
田村が接触して右ひざを痛めて川井健に交代。
試合後、アイシングして痛そうだったが、とりあえず歩いてはいたので大丈夫かな？
その後、中央でスルーパスが次々と決まり、最後は金子のミドルで４－１。
（ちなみに某メールのような『弾丸』というよりは左足インフロントできれいにカーブを描いた技ありシュート）

まぁユース相手のようなものなのでこの勝利にあまり大喜びしていいものかどうか微妙だけど、勝ちは勝ち。
以下、気になった選手。

GK川北
ときおり、カウンターくらうもあまり枠内にシュートが飛んでこないので見せ場は少なかったかも。
ただ、失点シーンは左サイドにフリーの選手がいたことをコーチングできてなかった。
あと、一番、声が響いてた。

DF関根
あまり効果的なオーバラップを見せることが出来ず。
ただ守備に関しては相変わらずインターセプトがうまい。
あとはパスの精度。

DF川井光
ワンサイドゲームのため見せ場はあまり無く、安定した守備。

DF加藤
１ｖｓ１に圧倒的に強かった。
攻撃面ではあまりからめなかった。
ハーフタイムに東川コーチと少しやりあって代えられたが、ちょっと態度が悪かった。
（しかし、東川コーチもなぁ・・・という感）

DF小原
一生懸命という言葉がもっとも合ってた。
あと、選手に声をよくかけていた。
オーバーラップもよく仕掛けていたが、スピード、迫力に少々欠けるかな・・・。

MF広庭
ドリブルも何度と無く仕掛け、見事なゴールも決めた。
ただし、後半途中で足が止まってたかな。

MF猿田
相変わらず元気印。得点の匂いはしましたが、残念ながらからめず。

MF金子
見事なミドルを魅せたが、トータルで見ると、あまり見せ場は無かった。
今日のような相手だと最初からどんどんミドルを撃っていくべき。
セットプレイ時のキックの精度もいまひとつ

MF濱岡
抜群の安定感。しかしあまりモチベーションは高く無さそうにも見えた。
セットプレイも全然蹴らなかったし、ミドルも無かった。
しかし、間違いなく愛媛で一番ボールが集まってきて効果的なパスを何本も通した。

FW永冨
ボールをキープはできる。
しかしプレッシャーを受けるとそのあとのパスが繋がらない。
前日トップの試合に出てたせいか、キレもあまり無かった。

FW田村
あまり永冨と息が合ってないように見えた。
ただ、アクシデントで交代してしまった出場時間があまり無かった

FW大坪
なかなかいい飛び出しをしていた。
クサビの動きもそつなくこなしていた。
またトップで使われる日が近いかも。

FW川井健
ダイナミックなプレイで、躍動感が合った。
ただ、クロスの精度があまり高くなかったのでヘッドやポストとしての動きはあまり無かった。

FW友近
短時間ながら公判途中から右サイドでの起用
まだ足をかばいながらプレイしているような印象を受けた。
表情を見る限り、完全復活にはまだ時間がかかるかも。

GK羽田
残念ながら出場は無かったが、練習では元気そうで表情も明るかった。
いつでもいけそうな感じ。

サッカーミュージアム

柏戦の翌日、日本サッカーミュージアム詣でをしてきました。
場所は本郷で、ＪＲ中央線お茶の水駅のお茶の水橋出口から日本医科歯科大学に向かって神田川を渡り、あとはサッカー協会のフラッグを頼りに「サッカーロード」をてくてく歩くと５分ぐらいで着きます。
１階と地下に分かれてまして、１階はロビーと大きなスクリーンで上映会があり、こちらは無料で利用できます。
この日はｗ杯のダイジェストを放送していました。
またロビーでは受付で荷物も預かってくれますので手ぶらで閲覧できます。
地下は有料エリアで歴代の代表ユニやいろんな選手のグッズ等が展示されていまして、なかなか見ごたえがあります。
またショップも併設されてまして代表グッズが豊富に品揃えされてます。
とても興味深い日本サッカーの歴史が展示されているのですが、個人的に嬉しかったのはこの写真。
我らが愛媛ＦＣも日本サッカーの歴史にその名を刻み込んだことを改めて実感しました。