水戸戦

選手と監督のコメントを読む限り、課題をしっかりと把握してるので、そのあたりは触れません。
私がこの試合に感じたのは「まとまり」。
昨年の開幕もお世辞にも内容が良かったとは言えませんが、今年、何度となく耳にした

「一つになって戦う」

この部分では昨年よりも確実に成長していました。
耐える、繋ぐ、イケイケで攻める。

９０分、選手たちは思いを一つに、集中力を切らさずに最後まで走り抜きました。
まだまだ不細工な勝ち方ですが、可能性を感じる勝利でした。

さあ大切なのは次節。
行ってきまーす。

注目選手

今日の愛媛県は春を思わせる陽気で・・・

とかいう近藤先生のような季節感のある書き出しは苦手なのでズバリ、明日の水戸戦、私はある選手に注目しています。

「ずば抜けた存在になる」

はい。御存知、シゲルーニーこと横谷選手。
先日、他の某選手に「今季、誰がやってくれそうか？」と聞いてみたのですが、その選手は即答で

「シゲルです。ヤツはすごいですよ。今季１０点は取ります。」

と太鼓判を押してくれました。
私も昨年の終盤のゲームで、「ひょっとして目覚めたか？」と思ったのがシゲルです。
目の前では大量リードで昇格を９９％確定させてお祭りモードの広島。
そこへ水を差すかのごとく右足を鋭く振りぬいたミドルシュートが広島のゴールネットに突き刺さりました。
随分、待たされた感が無きにしも非ずですが、それがシゲルのＪ初ゴール。

「やるしかない」そんな開き直った心理状態だったのかもしれません。

それ以降、ゴールを前にして横パスという彼の消極的な悪い癖は無くなって、積極的に仕掛け、シュートを放つという姿勢が出てきたと思います。
いい意味で「欲」が出てきたんじゃないかと。
そして横浜ＦＣ戦での見事なミドルシュート。

この２点はたった２点かもしれませんが、シゲルにとっては大きな「自信」となったはずで、その自信が今季の目標の

「ずば抜けた存在になる」という言葉に表れているのだと思います。

畑寺のケンの故障により、明日は左ＳＨでの先発が予想されます。
去年までの右ＳＨと違い、周りが左利きばかりですし、連携の面では本人も言っているように「やりにくい」面があるでしょう。
モチさんの起用法で「左利きの選手は左側」というルールがありますが、それは守りやすいからだったり、サイドをえぐってクロスをあげやすいとかいう理由かと思います。また左利き同士だと連携が取りやすいというのもあります。

しかし、右利きの選手が左サイドに位置する場合、中へ切れ込んでシュートを撃つ、という場面においては左利きの選手より右利きの選手が有利なはずです。
菅沼が愛媛で花開いたのも「右利きの左ＳＨ」という状況が一因であると思います。
右利きの選手が左サイドをやる場合、実際、クロスをあげるよりもシュートを撃つ方がやりやすいんですよね。
逆もまたしかりで以前の右ＳＢの森脇のゴールはほとんど利き足でない左足で生まれたものでした。

去年のいいイメージがシゲルの中で持続しているのならば、明日は去年の２発のような見事なミドルシュートが見れるはず。
そして今季、１０点、１５点と得点を積み重ね、「愛媛の攻撃といえばシゲル」という存在になるかもしれません。
仙台にはリャン、桜には香川、湘南にはアジエルそして昨年の草津の快進撃を支えたのは島田でした。
Ｊ２上位をうかがうにはこういった攻撃の「絶対的な存在」が不可欠なんです。


シゲル、遠慮するな。愛媛の王様になれ。

2/28練習見学

２／２８は午前に北条で行なわれた練習を見学してきました。
天候は肌寒く曇り。上の人工芝では少年サッカーの大会も行なわれていました。
見学者は５０人ぐらい、あいテレビがずっと取材していました。
欠席はエゴ、別メはチッシー、こうへい、タモさん。
別メ組はランニング、ダッシュ、リフティングといった内容です。
あと川北も別メでキーパーの練習をずっとやってました。
全体練習メニュー
・鳥かご系のメニュー
・スローインからのクロスの練習。
・セットプレイの守備からカウンターへ切り替える練習。
キッカーはモッチーだったのですが、なかなか良いプレースキックでした。
あとアライール選手も蹴ってましたが、いわゆる弾丸ホームラン系で枠にはあまり・・・
(；´∀｀)

・紅白戦

橙組
　　　ベンさん　ウッチー
横谷　青のん　シュウ君　おーやん
ミカ　シバコ　モリ　杉
　　　　　もっさん

緑組
　　　ジョジ　トシヤ
？　？　越智　モッチー
？　ヨッシー　アライ　エイゴ
　　　　　あきしげ

？の３人はしまなみ所属の選手でおそらく契約云々というより単に紅白戦の人数確保のために呼ばれてるだけのようです。
この中でよかったのはおーやん。橙組の攻撃の中心になってました。
しかしフィニッシュの精度が今ひとつで、なかなかゴールを割れず。
また緑組は越智君が目立っていました。逆に橙組の守備で真ん中にスペースができることが多く、そこを低い位置から越智君がドリブルで上がるシーンが何度かありました。
また注目はＧＫの２人。もっさんは「やっちゃった」という凡ミスが１回ありましたが、他は問題なしです。
コーチングの声も良く聞こえますし、意外にアグレッシブに前へ出てくるタイプのようです。
対するアキシゲ。すっかり大人になってました。
去年は正直、あまり試合中に「声」を聞いたことがなかったのですが、なかなか元気にコーチングしていました。
これならいつ出ても違和感は無いでしょう。
プレイにも安定感が増してました。
あと気になるのはやはりアライール。
もうすっかりチームの一員で日本語もうまいので溶け込んでます。
割りと性格の良さそうで明るい雰囲気なのですが、紅白戦では結構厳しいコーチングも。
ＣＢの右に位置していたこともあり、やたらと「エイゴ！」って指示が飛んでました。
モリの控えとして十分にやれそうな雰囲気を感じました。

おそらく開幕は橙組がスタメンで控えにジョジ、トシヤ、越智、エイゴ、アキシゲってところかな？

明日は１４：３０ＥＦＰ集合な！

例のワンタッチパスの遅延トラブルで空前の忙しさになっていると伝え聞く、愛媛ＦＣのスタッフさん達。
そんな鬼のように忙しくても明日のイベントにはスタッフさんはもちろん監督と選手も参加されるそうです。

そんな苦しんでるスタッフさん達の「気持ち」に答えなくて何がサポーターやねんと。
勝ったときだけ一緒に喜びたい、ファン感とか楽しいイベントだけ参加したい。

それで胸を張ってサポーターと言えますか？


「愛媛ＦＣのサポーター」を自認するのであれば明日は１４：３０にオレンジ色をまとってＥＦＰ（三越屋上）に集合しよう！！
川井兄ちゃんを励まそう！
街にオレンジ色の花を咲かせよう！

アキシゲの開幕守護神

あると思います。
多少、課題は残される状態かもしれませんが、是非経験を積ませて欲しいです。
ＦＷとＧＫについては公式戦に出ることが一番の育成だと個人的には思うので。
去年のサテ１試合の45分しか見たことが無いのですが、私の目には十分期待させる内容でした。
後半から出て早々にバックパスの処理をもたついて失点（ＰＫ）しましたが、それ以外は押し込まれた展開ながら神セーブ連発で守りきりました。
むやみやたらと飛び出さず、ゴール前で構えて反射神経で勝負するタイプで少しさんまに似てるかもしれません。
コーチングや判断のスピードに課題はまだまだありますが、度胸の強さは抜群で若いのに何となく「頼れる雰囲気」があるＧＫなので是非トップの試合で見てみたいものです。
あと私が初めて話しかけたとき一番違和感なくリラックスして話をできたのがなぜかアキシゲてす。

アキシゲ！チャンスをつかめ！