2007経営状況

2007年度の経営状況が開示されました。
・愛媛ＦＣ
営業収入　４６６
　（広告料）　１６４
　（入場料）　５９
　（配分金）　１１３
　（その他）　１３０
営業費用　４６６
　（事業費）　３３４
　（人件費）　１８５
　（管理費）　１３２
営業利益　０
経常利益　０
当期純利益　０

総資産　２４１
総負債　３０
純資産　２１０
資本金　２０８
繰越利益剰余金　２

ギリギリ健全経営です。

そこでもっとも規模の近い山形と比較してみます。
・山形
営業収入　５３９
　（広告料）　９３
　（入場料）　８９
　（配分金）　１１９
　（その他）　２３８
営業費用　５１０
　（事業費）　４０２
　（人件費）　２５１
　（管理費）　１０８
営業利益　２９
経常利益　２９
当期純利益　２９

総資産　１６３
総負債　３８
純資産　１２４
資本金　０
繰越利益剰余金　１２４


愛媛ＦＣはスポンサーに関して比較的恵まれていると言えます。
社長以下営業スタッフの成果でしょう。
しかし、入場料収入が全クラブで３番目に悪い。
（ちなみに最下位は徳島で次いで水戸）
また「その他」の収入が少ない。グッズの売り上げやサッカースクールによる収入です。
この辺は山形とはＪで積み上げてきた歴史の差もあるので一朝一夕には縮まらないかもしれません。
しかし、ここの差が人件費の差であり、成績にもっとも影響を与えているとも言えます。
入場料とグッズ販売やサッカースクール。
まだまだ道は険しいかもしれませんが、山形に見習うべき点は素直に見習うべきかもしれません。
歴史こそ違えど、境遇は似ていますし、山形はＪ２クラブの中でももっともバランスの取れた経営状況であるとも言えます。

健全な経営にこそ昇格への道があるといえます。