満員宣言

　「ニンスタを満員にする」

今回、今まで見たことが無いぐらい動員に努力しているクラブ、選手の姿がありました。
パーティを開催して協力をあおぎ、選手は街頭でビラを配りました。

結果。７８０９人。

「なんだかんだ言って半分じゃんか。」

という意見もあるでしょう。

「最初から満員の１万６千人目標というのが無謀じゃん」

しかし、昨日、スタジアムに集まった多くのサポーターが観客数発表に拍手をしました。
来場した３人に１人かもしれません。５人に１人かもしれません。
でも確かに、７８０９人という数字に安堵し、喜んだ人たち。
もちろん私も手をたたいて喜んだ１人です。

大事なのは目標値でなく、それに向かって努力をすること。
そしてもっと大事なのはクラブが動員に向けて努力した、その姿勢を広くアピールしたということ。

まだまだ先は長いのですが、昨日の観客数を聞いて拍手した人々が「１万６千人」という目標を決して夢物語と思わず、

「俺も１万６千人動員のために何かできないだろうか？」

と感じてくれたら今回の動員に向けた様々なクラブの努力が本当に報われたということになるのではないでしょうか。



「愛媛ＦＣのためにいったい何ができるだろう？」


昨夜の勝利の余韻に浸りつつも、その疑問が私の頭の中でずっとリフレインされています。

その男凶暴につき

今朝の愛媛新聞の予想スタメン。

「星野真悟」

私の中で川北師匠と並んで「もっともプロ意識が高い」、と思わせる選手。
昨年はサイドバックという新しいポジションを開拓。
今年はなかなか出番が回ってこずとも、ただひたむきに練習に打ち込むその後姿。
いつも早くから練習場に現れて若手に混じってゴールを準備し、いつ出番が回ってきても大丈夫なようにきっちりと準備を怠らない。
その強靭な身体の維持にも手を抜きません。
またサテライトなどでは常に安定した存在感を放ち、今や風格すら漂わせるＤＦになりました。

正直、ホッシーを見ていると

「若手や中堅ももっとがんばらんかい！」

と思えてしまいます。
見た目やスタイル的にはちょっと違うのですが、オバの存在感を彷彿とさせます。
そして愛媛でもっとも四国ダービーを知る男。
こういうベテラン（と言うほど年寄りでもないが・・・）が今夜、ピッチに戻ってきてくれると言うのは心強い限りです。

ただ、個人的にはここ近年のホッシーはどこか「本来の姿」を抑えているように感じます。

「チームのためにハードワークを惜しまないグッドプレイヤー」。

その「いい選手」であるがためにホッシーが本来持っている

　「熱い炎のような闘志」

をなるべく表に出さないようにしているんじゃないかと・・・。
もちろんいざ試合となればその荒ぶる姿を垣間見ることができます。鳥栖で行なわれたサテライトでは鳥栖の某ベテラン選手と激しくやりあってたりもしていました。

でも本当はもっともっと激しい選手、だと思うんです。
炎の塊のような九州男児。

いつの間にか良きお父さんになってはいますが、落ち着いた冷静沈着なプレイヤーなんてホッシーには似合わない。


その胸のうちに秘めた凶暴な魂を今宵、解き放て。

吼えろ、ホッシー。

勝て！勝つ！勝とう！

なんでしょう？今回、クラブがいつも以上にプロモに力を入れたせいか、いつになくテンション高め。

ふと

「こういうときに限ってまｋ・・・」

という思いがよぎったりするもんですが、今年に限ってはそれはないはず！
というのもチームのコンディションさえ万全ならばユアスタで見せたあの試合が作れると信じてしまうからです。

「普段どおりの・・・」というのは難しい話でしょう。
とりあえずヤツラより走る。

この試合だけは勝たなきゃ何も残らない。

勝て。

シーチケパーティ

土曜日に東京第一ホテルで行なわれたシーチケパーティに行って来ました。
思い出せる限り、レポ。

・杉
「カスピアン王子に似てるよね？」（私）
「？」（杉）
「小林大悟選手に似てるよね？」（私）
「？」（杉）
「ＭＦをやってるとこを最近まったく見ない件」（私）
「ＴＭやサテではＣＢもやってます。」（杉）
「私も高杉選手はＣＢが一番じゃないかと思うよ」（私）
「最近、練習後の出待ちでも女性にすごい人気やね。赤井選手を待たせてることない？」（私）
「そんなことないっすよー。」杉

実際はさっさと先に車に行ってしまうシュウ君をダッシュで追いかけてます。（笑）

・モッチー
「吉田や鳥栖でのサテ見る限りＳＢが楽しそうに見えるよ」（私）
「下がってる方がボールがよくもらえます」（モッチー）
「左が多いけど右でもいいんやろ？そろそろトップの右ＳＢでどうよ？」（私）
「がんばります。」（モッチー）
「・・・」（杉）

高杉選手ごめんね。

とまあ相変らずのシャイボーイズ。でも子ども相手だと急に社交的な杉。

・川北師匠（右足だけサンダル。）
「どないしたん？その足！」（私）
「昼間の練習でぐにゃっとやっちゃいました。」（師匠）
「そろそろ出番だと思ってたのに残念やなあ」（私）
「自分でやったので仕方ないっす」（師匠）
さすが師匠とだと会話のキャッチボールもスムーズ。
「この前吉田のサテ見たけど相変らず一番声出てたよ。」（私）
「自分はそれしかないっすから（笑）」（師匠）
「でもコウヘイがいつもより気になってたんちゃう？」（私）
「そうですね、コウヘイは久しぶりの実戦だったんで。」（師匠）
「一本目のロングフィードでコウヘイが間に合わなかったときに
『コーヘイ！迷うなー！！』というコーチング、あれ良かったなー。そのおかげで２本目のロングパスは迷わずオーバーラップしてクロス上げてた。」
「よう見てますねー！」（師匠）
「でもそのあと『コウヘイ抑えろー！』とコーチングしてたやろ？」（私）
「ほんま、どっちやねん？ちゅう話ですよね（笑）」（師匠）

もうね、ずっと喋ってたいぐらい。
でも実際はかなり右足が痛そうで、終盤、ビデオが流れてたときはたまらず座ってました。
無理せずに焦らずちゃんと治してなー。
つ鶴

アキシゲ
「吉田で出たかったよなあ。」（私）
「はい。でもまだまだなんでがんばります。」（アキシゲ）
「でも鳥栖は良かったやない？落ち着いてナイスセーブしてたな」（私）
「あ、はい。最後結構押されたんで。」（アキシゲ）
「でも前半はＧＫとして見せ場が無かった分、河原選手よりおいしいとこもってったんちゃう？」（私）
「そうっすね。おいしかったっす。」（アキシゲ）

なんだろ？このほぼ初対面なのに話しやすいほのぼのとした雰囲気は。
ちょっと虜になりそう。（笑）

コウヘイ
「ミカも調子いいみたいだから右ＳＢかボランチでどうよ？」（私）
「元々は右利きなんでやれると思います」（コウヘイ）
「ボランチは以前、キャンプで少しやってたよね？」（私）
「そうですね。去年のキャンプでちょっとだけやりました。」（コウヘイ）
「で、髪切ったんはやっぱ彼女と別れたから？」（私）
「あははは。そういう人がいればいいんですけどねー。」（コウヘイ）
「でも、この前も広島駅から磐田サポの女性２人を吉田までお連れしたんだよ。モテるやろ？」（私）
「ありがとうございます。ホント、彼女らはいつも応援してくれてありがたいです。」（コウヘイ）
しっかりと受け答えつつさらりとかわす。クレバーなものです。ちょっと感心しました。


あと話はできなかったのですが、チッシーはパッと見、普通に歩いていました。が、まだ若干、ぎこちなかったです。
ちょっとした段差を降りるときとかは膝に気を配ってました。


追記
ジャンさんは「もう大丈夫です！」だそうです。

集客

今回の四国ダービーは例年になく集客に力を入れています。
近所のマンションにもこんなチラシが張り出されていました。（ちなみに写真はキャプテン）
テレビ各局も新たなＣＭをバンバン流していますし、あちこちの団体に動員もかかっているようです。
たくさん来てくれるかなあ。